「フィレンツェ観光、どこを優先すればいい?」
そんな疑問を解決するために、1泊2日で主要スポットをムダなく攻略するモデルコースを詳しくまとめました。
世界最古の薬局、絶景のドゥオーモ、そして本場のワインと生ハムを楽しめるディナーまで。初めての方でも迷わず、フィレンツェの魅力を最大限に満喫できるプランをまとめました。
記事の最後には実際にかかった費用も公開しているので、これさえ読めば旅行の準備はバッチリです!
【1日目】フィレンツェ到着〜歴史地区を歩く
A:Firenze Santa Maria Novellaーフィレンツェの主要駅
B:サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局ー世界最古の薬局
C:Baggage storage free with Duomo Complex passードゥオモ広場の手荷物預かり所
D:All’Antico Vinaioーパニーニ店
E:B&B Palazzo Grazianiー泊まったホテル
F:アカデミア美術館
G:Carabè Firenzeージェラート屋さん
H:ヴェッキオ橋
I:I Ghibelliniーレストラン
【2日目】お土産を購入してヴェネチアへ
J:La Bottega Golosaーお土産屋さん
ローマからフィレンツェへの移動方法|列車チケットと所要時間
ローマからフィレンツェへは、長距離列車での移動が一般的で、観光客でも分かりやすく使いやすいルートです。
主要駅であるローマ・テルミニ駅(Roma Termini)からフィレンツェ中心部のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze S.M.N.)までは、どの列車でも市内にすぐアクセスできます。
| 出発地 | 到着地 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| ローマテルミニ駅(Roma Termini) | フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze S.M.N.) | 10:25 | 12:01 | 約1時間30分 |
実際に、ローマ・テルミニ駅からフィレンツェへ移動した時のスケジュールです。
座席指定料:13€(約2,000円)
※チケット代はユーレイロパスに含む
【1日目】フィレンツェ観光モデルコース
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局|世界最古の薬局
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella)は、世界最古の薬局として知られるフィレンツェの代表的な観光スポットです。
13世紀に修道士によって薬草を使った薬や香料を作り始めたことが始まりで、
現在まで変わらず歴史的な製法を守り続けています。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
📍場所はマップ内のB地点をチェック!(タップでマップへ)
店内は歴史を感じさせる外観とは対照的に、驚くほど美しい装飾で、まるで美術館のよう。
香水・石けん・ルームフレグランス・化粧品などが並び、見ているだけでもわくわくします。
私が訪れたときは、店員さんが英語で丁寧に商品の説明をしてくれたり、
たくさんある香りをすべて試させてもらえたりと、接客もとても親切でした。
買いたい商品が決まったら、店員さんに伝えると紙を渡されます。
その紙をレジに持って行くと購入する仕組みになっています。
私が行ったときはレジに日本人の店員さんがいて、日本語で対応してくれたので安心でした。
フィレンツェを訪れるなら、歴史と美しさを同時に味わえる特別な場所なので、
ぜひ立ち寄ってみてください。

ドゥオーモ広場でフィレンツェの絶景を堪能
フィレンツェ観光のハイライトといえば、ドゥオーモ広場。
私は今回、414段の階段を登って「ジョットの鐘楼」から街を一望してきました。
- ジョットの鐘楼: 全て階段ですが、頂上からのオレンジ色の屋根が広がる景色は疲れが吹き飛ぶ美しさです!
- 注意点: ドゥオーモ広場の各施設は、リュックや大きめのバッグを持って入場できません。 事前に近くの無料手荷物預かり所に預ける必要があります。
チケットの種類や選び方、手荷物預かり所の場所について詳しくはこちら。

登るのは大変ですが、『また来たい』と思えるほど本当に美しい景色でした。
2025年は工事中だったため、いつもとは違う特別なドゥオモを見ることができたのも、貴重な体験だったと思います。
遅めのランチにパニーニ
パニーニはイタリアで親しまれている温かいサンドイッチで、
フィレンツェには専門店がたくさんあります。
その中でも All’Antico Vinaio(アッラ・アンティーコ・ヴィナイオ) は
“フィレンツェでいちばん有名なパニーニ店” と言われるほど人気です。
📍場所はマップ内のD地点をチェック!(タップでマップへ)
お店は 店内利用(右側) と テイクアウト(左側) の列が分かれているので、先に自分の目的を決めて並ぶのがおすすめです。
順番が来たら、カウンターの店員さんに番号が振られたメニューから選ぶか食べたい具材を伝えると、その場でどんどん作ってくれます。
私はプロシュート入りが食べたかったので、
ソースやトッピングは店員さんのおまかせにしました。
おすすめの組み合わせは バジルソース+トマト+モッツァレラ。
パニーニは 顔より大きいサイズ、フォカッチャも厚く食べごたえ抜群!
2人でも食べきれず、1/3ほど残してしまいました。
味は最高だったので、ハーフサイズがあったら本当に嬉しい…😆

アカデミア美術館の見どころとチケット情報
アカデミア美術館(Galleria dell’Accademia)は、ミケランジェロ作《ダヴィデ像》の本物が展示されていることで有名な美術館です。
フィレンツェ観光では、ドゥオモと並んで外せない人気スポットのひとつで、朝から多くの人で賑わっています。
せっかくフィレンツェに来たので、私も当日に思い立ってアカデミア美術館を訪れることにしました。
📍場所はマップ内のF地点をチェック!(タップでマップへ)
私が訪れたときは、当日券を16€(約2,800円)で購入できました。
ただし、料金や購入方法は変更されることもあるため、最新情報は公式サイトで確認するのがおすすめです。
当日券でも入場できますが、時間帯によっては並ぶことが多いです。
私が訪れたのは観光のハイシーズンではない2月でしたが、それでも入場まで30分ほど並びました。
館内はとても賑わっていて、特に《ダヴィデ像》の周辺には多くの人が集まっていました。
そして本物の《ダヴィデ像》は、写真で見るよりもはるかに迫力があり、細部まで信じられないほど精巧で、思わず見入ってしまうほどでした。
フィレンツェのおすすめジェラート店
イタリアはジェラートの本場で、フィレンツェにも老舗から地元密着型まで多くのジェラート店が並んでいます。
街歩きの途中に立ち寄りやすいお店が多く、観光中の休憩にもぴったりです。
アカデミア美術館の近くにあったジェラート屋さん、
Carabè Firenze でレモンとマンゴー味のジェラートを購入しました。
📍場所はマップ内のG地点をチェック!(タップでマップへ)
実際に食べてみると、
レモンはキリッとした酸味が爽やかで、マンゴーはねっとり濃厚。どちらもとても美味しかったです。
ヴェッキオ橋周辺の街歩き|フィレンツェらしい風景とお店巡り
アカデミア美術館からヴェッキオ橋までは徒歩で15分ほど。
フィレンツェの中心部は多くの観光スポットが徒歩圏内にまとまっているので、街歩きをしながら移動できるのが魅力です。
📍場所はマップ内のH地点をチェック!(タップでマップへ)
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)は、アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋で、
橋の上に宝飾店が並ぶ独特の造りが有名な観光名所です。
昼間はもちろん、夕方になると川に映る光がとても美しく、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
橋を歩くと、金細工のお店やジュエリーショップなどが軒を連ね、観光客でとても賑やか。
途中に少し開けたスペースがあり、そこから見える川の景色は思わず足を止めたくなるほど。
夜景も本当に美しく、歩くだけで気分が高まる場所でした。

フィレンツェの生ハムと白ワインでディナー
ディナーはI Ghibelliniというレストランへ。
📍場所はマップ内のI地点をチェック!(タップでマップへ)
フィレンツェはトスカーナ地方にあり、生ハム(プロシュット)やサラミ、そしてワインを楽しめる土地として知られています。
特にトスカーナを代表するワインとして「キャンティ(Chianti)」が有名で、食事と一緒に赤ワインや白ワインを楽しむ人も多いです。
この日は遅めの時間にパニーニを食べていて、あまりお腹が空いていなかったので、白ワインと生ハム&サラミの盛り合わせを注文しました。
フィレンツェといえば、名物のビステッカ(1kg前後の分厚いTボーンステーキ)も有名です。
本当は食べたかったのですが、隣のテーブルの方が食べているのを見て、その迫力にびっくり。今回は断念しました。
でも、生ハムやサラミは塩気と旨みがしっかりしていて、白ワインとの相性は最高でした。
次にフィレンツェへ行くときは、ぜひお腹をペコペコにして、本場のビステッカにも挑戦してみたいです。
そしてこのときの余韻が忘れられず、後日、家でもフィレンツェの気分を意識して再現してみました。こちらの記事で紹介しています。

【宿泊記】窓からドゥオモを独り占め!コスパ最強のB&B Palazzo Graziani
📍場所はマップ内のE地点をチェック!(タップでマップへ)
泊まった B&B Palazzo Graziani は、フィレンツェ中心部にある小さな宿で、
ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)のクーポラを望めるホテルとして人気があります。
フィレンツェのホテルは場所によっては窓からの景色が大きく変わるので、
「クーポラが見える部屋」に泊まるのは特別な体験です。

私が泊まった部屋からもクーポラがよく見えて、まるで絵画のような景色でした。
内装も可愛らしく、朝食はクーポラが見えるテラスでいただけるという贅沢さ。
私が行った日はあいにく朝は雨でテラスには出られませんでしたが、
それでもまた泊まりたいと思えるホテルでした。
今回は2月のオフシーズンに宿泊したため、この立地と眺望でも2名1室で約22,000円という驚きの価格でした。ベストシーズンなら倍以上することもあるので、冬のイタリア旅ならではの特権です!
【2日目】朝の散策と次の都市へ
中央市場(Mercato Centrale)のお土産屋さん
📍場所はマップ内のJ地点をチェック!(タップでマップへ)
フィレンツェの 中央市場 は、
1階が食材や生鮮食品の“ローカル市場”、
2階がフードコートになっている大きな市場で、
地元の食文化とお土産探しの両方が楽しめる人気スポットです。
お土産向けの食品店も多く、オリーブオイル、バルサミコ酢、チョコレート、トリュフ製品などが揃っているため、観光客にとても人気の場所です。
私が立ち寄った La Bottega Golosa というお土産屋さんには、
チョコレート、小瓶のオリーブオイル、トリュフ製品など “プレゼントにちょうど良いもの” がたくさん並んでいました。
いろんな種類があり迷っていると、店員さんがそれぞれ試食させてくれました。
本当にたくさんの種類を試食させてもらえるので、選ぶのがさらに大変に…(嬉しい悩み!)
日本人がよく訪れるお店らしく、店内の一角には名刺がびっしり貼られていました。
フィレンツェ観光1泊2日まとめ|実際にかかった費用
1人あたりの費用
| 宿泊(1泊) | 約11,000円 | ホテル名:B&B Palazzo Graziani |
| 食費(1日) | 約10,000円 | 朝食+ランチ+ディナー+カフェ |
| 入場料 | 約3,500円 約2,800円 | ジョットパス アカデミア美術館 |
| 交通費 | 約2,000円 | 座席指定料のみ |
| 合計 | 約30,000円 | 概算、個人差あり |
※日本円換算は、旅行当時の2025年2月のレート(1ユーロ=158円)で計算しています。
※都市間移動にはユーレイルパスを利用しており、列車代は表の交通費に含めていません。
▷感想
初めてのフィレンツェは、建築や歴史、美術、そして街並みの美しさをたっぷり味わえる本当に魅力的な場所でした。
歩くたびに新しい景色に出会えて、まるで“街そのものが美術館”のよう。
短い滞在でも多くの発見があり、ぜひまた訪れたいと思える都市のひとつになりました。
この記事が、これからフィレンツェを旅する方の参考になれば嬉しいです。
