夕暮れ時のイタリアの街角。
Bar(バール)のテラス席では、オレンジ色に輝くカクテルを片手に、おしゃべりを楽しむ人たちの姿がありました。
イタリアで体験した「アペリティーボ(Aperitivo)」という習慣。
夕食前に軽く一杯飲みながら、おつまみをつまんで1日をゆったり締めくくる——そんな豊かな時間が、帰国してからもずっと忘れられません。
「日本でも、あの時間をもう一度味わいたい」
そんな思いから、休日にカルディの食材とお気に入りのワインを用意して、おうちでアペリティーボを再現してみました。
今回は、本場で感じたアペリティーボの楽しみ方と、カルディで手軽に揃う「再現のスタメン食材」を紹介します。
アペリティーボとは?イタリアの夕食前の習慣
アペリティーボ(Aperitivo)は、イタリアで夕食前に軽くお酒とおつまみを楽しむ習慣です。
バールやレストランでは、カクテルやワインを注文すると、オリーブやチーズ、パンなどの軽いおつまみが一緒に提供されることもあります。
友人とおしゃべりを楽しんだり、仕事終わりにリラックスしたりと、イタリアの日常に根付いた時間です。
本場ローマで恋に落ちた「アペリティーボ」の魅力
今回の旅行中、ローマの夜に注文したのが、鮮やかなオレンジ色が印象的な「アペロールスプリッツ」。
白ワインと炭酸水で割ったカクテルで、ほどよい苦味と爽快感が旅の疲れを癒してくれました。
驚いたのは、一緒に出てくるパンやオリーブ、チーズなどのおつまみのボリューム。
少食の私にはそれだけで十分なくらいで、ゆっくりお酒を楽しみながら夜の時間を過ごせる、イタリアらしい贅沢なスタイルだと感じました。
せっかくなので、本場ヨーロッパのチーズも味わってみたくて、チーズの盛り合わせも注文。
ヨーロッパではチーズに蜂蜜やジャムを合わせて、甘じょっぱい組み合わせで楽しむことも多いそうです。
最初は少し意外に感じましたが、この甘じょっぱい組み合わせがワインとよく合い、ついグラスが進んでしまいました。

フィレンツェでは、トスカーナ産の白ワインと生ハムの盛り合わせでアペリティーボを楽しみました。
塩気と旨味のある生ハムやサラミ、パルミジャーノが辛口の白ワインとよく合い、シンプルなのにとても満足感のある組み合わせでした。

カルディ食材でアペリティーボを自宅再現
日本に帰ってきてからも、あの味と雰囲気が忘れられず、自宅でもアペリティーボを再現してみることにしました。
仕事終わりのリラックスタイムや、夕食前に少しだけ飲みたいときでも、アペリティーボは意外と簡単に取り入れられます。
ちょっとしたおつまみとワインを用意するだけで、いつもの食卓がぐっと特別な時間に変わります。
今回、食材はカルディとスーパー、そして近所のパン屋さんで揃えました。
カルディとスーパーで揃う「アペリティーボ・ボード」のスタメン
- スペイン産生ハムとボローニャハムの盛り合わせ
塩気と旨味のある生ハムと、しっとりしたボローニャハムを一緒に。シンプルですが、ワインと相性のいい定番の組み合わせです。 - パルミジャーノといちご(&ジャム)の甘じょっぱい組み合わせ
ヨーロッパではチーズに蜂蜜やジャムを合わせることも多く、甘さと塩気のバランスが絶妙。パルミジャーノのコクに、いちごのフレッシュな甘さがよく合います。 - バゲットにのせるレバーパテ
パン屋さんのバゲットにレバーパテをのせるだけで、簡単なのに満足感のある一品に。コクのあるパテは白ワインともよく合います。

おうちアペリティーボの盛り付け
今回は黒いボードに、生ハムやハム、チーズ、いちごをシンプルに並べて「アペリティーボ・ボード」を作りました。
生ハムとボローニャハムを中心に、パルミジャーノを細長くカットして配置。
チーズにはヨーロッパ風にいちごやジャムを添えて、甘じょっぱい組み合わせを楽しめるようにしています。
バゲットとレバーパテも添えるだけで、特別な料理を作らなくてもワインにぴったりの前菜プレートが完成しました。
フィレンツェの夜を思い出すトスカーナの白ワイン
Zingari(ジンガリ)
本場のアペリティーボではアペロールを使うことが多いですが、今回はもっと手軽に楽しめて、確実に美味しいイタリアの白ワインを選びました。
フィレンツェで出会ったトスカーナの白ワインに近いものを探して、エノテカのオンラインショップで選んだのが Zingari(ジンガリ) です。
キリッとした爽やかな酸味に、イタリアの太陽を思わせるやわらかな果実味。軽やかで飲みやすく、今回の「おうちアペリティーボ」をぐっと引き立ててくれました。
実際に飲んでみると、現地で飲んだワインにかなり近い印象。
グラスを傾けていると、フィレンツェで過ごした夜の空気がふとよみがえります。
少しひんやりした風が流れるテラス席で、ゆっくりとワインを飲んでいたあの時間。
そんなフィレンツェの夜風を思い出させてくれる一本でした。

カルディで揃うアペリティーボのおつまみ4選
| 商品 | 内容 | 使い方 |
|---|---|---|
| スペイン産生ハム(11ヶ月熟成) | 熟成された旨味と塩気が特徴のスライス生ハム | そのまま盛り付けて前菜に |
| イベリコ豚レバーパテ | イベリコ豚レバーを使ったコクのあるパテ | バゲットやクラッカーに塗る |
| ペッパーボロニアソーセージ | 黒胡椒が効いたボロニアソーセージ | スライスしておつまみに |
| パルミジャーノ・レッジャーノDOP | イタリアの熟成ハードチーズ | 砕いてそのまま食べる |
スペイン産生ハム(11ヶ月熟成)
カルディで見つけたスペイン産の生ハム。11ヶ月熟成されたタイプで、しっかりとした塩気と熟成による旨味が特徴です。すでにスライスされているので、そのままお皿に盛り付けるだけで手軽におつまみになります。ワインのお供としてはもちろん、チーズと一緒に前菜プレートにするとアペリティーボらしい雰囲気になります。
イベリコ豚レバーパテ(コーレン)
イベリコ豚のレバーを使用したパテで、コクのある濃厚な味わいが特徴。バゲットやクラッカーに塗るだけで、簡単にワインに合う前菜が作れます。レバー特有の旨味がしっかり感じられるため、少量でも満足感があり、アペリティーボのアクセントになる食材です。
ペッパーボロニアソーセージ(カルディオリジナル)
カルディオリジナルのボロニアソーセージで、黒胡椒が効いたスパイシーな風味が特徴です。しっとりとした食感で、薄くスライスしてそのまま食べるのはもちろん、サンドイッチや軽いおつまみにも使いやすい食材。生ハムやチーズと一緒に盛り付けると、プレートにバリエーションが出ます。
パルミジャーノ・レッジャーノDOP(カンタレッリ)
イタリアの代表的な熟成チーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」。DOP(原産地保護)の認証付きで、熟成によるコクと旨味、ほどよい塩気が特徴です。ナイフで砕いてそのまま食べるだけでもワインによく合い、前菜プレートやおつまみとして使いやすい定番チーズです。
まとめ:15分で作れる「おうちアペリティーボ」
準備にかかったのは、食材を切ってボードに並べるだけ。時間にしてわずか15分ほどです。
それでも、キリッと冷えた「ジンガリ」を一口飲み、生ハムとパルミジャーノを口に運んだ瞬間、気分は一気にフィレンツェのテラスへ。あの街のゆったりした夕暮れを思い出しました。
アペリティーボは、ただお酒を飲む時間ではありません。
忙しい日常の中で、少しだけ立ち止まり、ゆっくり過ごすための時間でもあります。特別な料理を作らなくても、カルディで買える食材をいくつか並べるだけで、いつもの食卓にイタリアらしい空気を取り入れることができます。
次の休日は、少し早めの時間にお気に入りのワインを開けてみませんか。
日本にいながら味わえる「小さなイタリア旅行」、ぜひ試してみてください。
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今回合わせた白ワイン「ジンガリ」は、フィレンツェで飲んで印象に残ったトスカーナの白ワインを参考に選びました。
→ [こちらの記事]で詳しく紹介しています。
※お酒は20歳になってから。適量を楽しみましょう。
