【2025実録】ローマ観光1泊2日|実際に歩いたモデルコース


ローマ観光を1泊2日で楽しむとなると、「見どころが多すぎて、どこを優先すればいい?」「移動に時間を取られすぎない?」と迷う人も多いと思います。

この記事では、初めてのローマ旅行で1泊2日という限られた日程の中、2025年2月に実際に私がローマを歩いて検証した「最短・最強のモデルコース」を公開します。

コロッセオやトレビの泉などの定番スポットに加え、歩いてみて感じた距離感や、失敗から学んだことを紹介しています。短い滞在でもローマらしさをしっかり味わいたい方の参考になればうれしいです。

初めてのローマを巡った記録を地図でまとめました。

A:Roma Ostienseーローマ市内の駅
B:Tonnarello | Pagliaーランチを食べたレストラン
C:コロッセオ

D:スペイン広場
E:La Strega Nocciola | Piazza di Spagna
ージェラート屋さん
F:Antica Enoteca Ristorante -Wine Bar
ーアペリティーボを楽しんだバー
G:Hotel Hiberia Rome
ー泊まったホテル
H:トレビの泉
I:Bar San Marcello
ー朝食に訪れた地元のバール
J:ローマ・テルミニ駅

ローマ観光は何泊必要?実際に行ってわかったこと

ローマは見どころが多く、「何泊すればいいの?」と迷う人も多いと思います。 私は今回1泊2日(朝から翌昼まで)で訪れましたが、スケジュールを組む前に泊数の目安を知っておくと計画が立てやすくなります。

1泊2日|主要スポットをぎゅっと凝縮

コロッセオ・トレビの泉・スペイン広場など、ローマを代表するスポットは1泊2日でも回ることができます。ただし、1日の歩数が3万歩を超えるようなハードスケジュールになることは覚悟しておいて。

フォロ・ロマーノやバチカンは時間的に難しく、今回は泣く泣く断念しました。「まずはローマの雰囲気を味わいたい」「乗り継ぎや旅程の都合でどうしても短くなる」という方向けのプランです。

2泊3日|バチカンやフォロ・ロマーノも行きたい人に

バチカンはサン・ピエトロ大聖堂だけでなく、バチカン美術館やシスティーナ礼拝堂まで見ると2〜3時間以上かかります。フォロ・ロマーノもコロッセオとセットでじっくり見たい場所なので、これらを含めるなら2泊3日は欲しいところ。

個人的には、ローマを初めて訪れる方には2泊3日をおすすめします。

3泊4日|ゆっくり楽しみたい人・体力に自信がない人

ローマの旧市街は石畳が多く、坂道もあります。観光スポット間の距離も思った以上にあるので、歩くことへの覚悟は必要です。

余裕を持って街歩きを楽しみたい方、カフェやジェラートに立ち寄りながら気ままに過ごしたい方は3泊4日も十分ありだと思います。

泊数こんな人に
1泊2日主要スポットだけ押さえたい・旅程上短くなる
2泊3日バチカン・フォロ・ロマーノも行きたい(おすすめ)
3泊4日ゆっくり派・体力的に余裕を持ちたい

ローマ空港から市内への行き方

ローマ(フィウミチーノ空港)から市内への主な移動手段

ローマの玄関口 フィウミチーノ空港(FCO) から市内へは、主に2つの交通手段があります。

移動手段料金所要時間特徴
レオナルド・エクスプレス14ユーロ(約2,200円)約32分テルミニ駅へ最速。(ユーレイルパス範囲外)
地方鉄道(FL1線)0€(ユーレイルパス利用)約30分追加料金なし。Ostiense駅着。節約派に!
シャトルバス6〜8€(約950〜1,260円)約1時間とにかく安く移動したい人向け

※日本円換算は、旅行当時の2025年2月のレート(1ユーロ=158円)で計算しています。

空港から駅へ

空港の到着ロビーを出ると、「Train」や「Railway Station」という案内表示が続いているので、その通りに進むと Roma Airport Fiumicino駅(フィウミチーノ空港駅) に到着します。

【節約術】ユーレイルパスなら空港〜市内が「追加料金なし」!

今回はユーレイルパス(ヨーロッパの鉄道周遊パス)使っていたため、そのまま地方鉄道に乗ってローマ中心部へ向かいました。追加料金がかからないのが便利でした。

移動 ユーレイルパスvsイタリア鉄道の個別チケット

イタリアで鉄道移動をするとき、個別に切符を買うべきか、ユーレイルパス(ヨーロッパの鉄道周遊パス)を使うべきか迷った時の参考になれば。

Roma Airport Fiumicino(ローマ空港駅)からA:Roma Ostiense(ローマ中心地近くの駅)という駅まではユーレイロパスの範囲内で30分ほどでした。
📍場所はマップ内のA地点をチェック!(タップでマップへ)

有名なテルミニ駅ではなくOstiense駅に着きますが、ここからコロッセオまでは徒歩30分ほど。街並みを楽しみながら観光をスタートできるので、ユーレイルパス利用者には一押しのルートです!

ローマ観光1日目|街歩きで巡る教会とおすすめランチ

ローマ中心部の基本情報

ローマ旧市街は、歴史ある建物や教会が集まる観光の中心エリア。テルミニ駅周辺から徒歩で回りやすく、コロッセオ・フォロロマーノ・パンテオンなど主要スポットが比較的近い距離にまとまっています。

石畳が多く、車よりも徒歩が便利。細い路地や小さな広場が続くので、街歩きが好きな人にはぴったりのエリアです。

観光客が多い場所は治安も比較的よいですが、スリがいるためバッグは前に・チャックは必ず閉めるなどの対策は必要です。

今回は、Roma Ostiense駅から市内へ向かいながら街歩きをスタートしました。駅周辺はローカル感があり、観光地とはまた違うリアルなローマの雰囲気が味わえます。

ローマ市内散策

駅を出て歩いていると、縦列駐車された車が道路の端にずっと続いており、ローマの方はみんな駐車のプロのようです笑

道路の端に並ぶ縦列駐車の様子。

Magnifico Food Store(食材が充実したローマの人気ショップ)

レストランへ向かう途中で立ち寄ったのが、Magnifico Food Store。事前にローマのお土産屋さんを調べていて見つけたお店です。

店内には、オリーブオイルや乾燥パスタ、瓶詰めソース、スパイスなど、イタリアらしい食材が所狭しと並んでいて、見ているだけでも楽しい空間でした。観光地向けの派手さというより、日常使いできそうな食材が多く、「ローマの食文化をのぞき見している」ような感覚になります。

この日は種類の多さに圧倒されてしまい、何を買うか決めきれず、結局購入は見送りましたが、少し立ち寄るだけでも十分楽しめるお店だと感じました。

時間に余裕があるなら、オリーブオイルや乾燥パスタ、瓶詰めソースなど、かさばらず日持ちするものを目星だけつけておくのがおすすめ。帰国直前に改めて買いに来る、という使い方もしやすそうです。

レストランや観光スポットの合間にふらっと寄れる立地なので、「いかにもお土産屋さん」より、少しローカル寄りの食材店をのぞいてみたい人に向いている一軒でした。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂へ

ローマ最古級の教会のひとつとされ、金色のモザイク装飾の美しさで知られている聖堂です。

中に入ると、金色に輝くモザイクと重厚感のある天井が目に飛び込み、外のにぎやかな街並みとは一転して、静かで落ち着いた空気に包まれました。観光地ではありますが、どこか生活の中に溶け込んでいるような雰囲気があり、「信仰の場」として今も大切に使われていることが伝わってきます。

トラステヴェレ地区を歩いていると自然に辿り着ける距離感も印象的で、目的地を決めすぎずに散策するローマらしさを感じられる場所でした。

華やかな名所巡りの合間に、少し足を止めて静かな時間を過ごしたいときに、ぜひ立ち寄ってほしい聖堂です。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂の荘厳な天井。
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂の天井

ローマで食べたレストランTonnarello | Pagliaのレビュー

📍詳しい場所はマップ内のB地点をチェック!(タップでマップへ)

今回のランチは Tonnarello | Paglia というレストランに行きました。トラステヴェレ地区にある人気店で、観光客だけでなく地元の方にも愛されているお店です。

訪れる前に Google マップの口コミを確認したところ、レビュー数が非常に多く、評価も高かったためこのお店を選びました。

注文したのはカルボナーラ。麺は太めでコシがあり、しっかりした食べ応えがあります。ただ、使用されているベーコンは脂が多めで、全体的にかなりヘビー寄りのカルボナーラという印象でした。

お腹が空いていたのでついブルスケッタまで頼んでしまいましたが、カルボナーラが思った以上に重くて 「頼みすぎた…」 と後から気づきました。

ローマのレストランにてカルボナーラと赤ワイン。
B:Tonnarello | Pagliaで食べたカルボナーラ

ローマ観光の定番スポット|初めてのコロッセオ体験

コロッセオへ向かう道中、真実の口を通りかかるとたくさんの観光客が並んでいたので、チラッと見てそのまま通り過ぎました。

レストラン(B:Tonnarello | Paglia)C:コロッセオ間は徒歩で30分ほど。
📍詳しい場所はマップ内のC地点をチェック!(タップでマップへ)

小雨にもかかわらず、コロッセオの前には長い行列ができていました。天気を問わず観光客が絶えない、まさに世界屈指の人気スポットだと実感した瞬間です。入場チケットは当日購入がほぼ困難なため、オンラインでの事前予約がおすすめです。

観光 コロッセオチケット予約のコツ

「予約のリアル」と「現場のトラップ」について自身の体験と失敗から解説しています。

スペイン広場

📍詳しい場所はマップ内のD地点をチェック!(タップでマップへ)

スペイン広場は、映画『ローマの休日』で有名になったローマを代表する観光スポット。正式名称は「Trinità dei Monti(トリニタ・デイ・モンティ教会)」へ続く階段で、「スペイン階段」 の愛称で親しまれています。

広場にはブランドショップやカフェが立ち並び、ショッピングエリアとしても人気です。広場中央にあるバロック様式の「舟の噴水(Fontana della Barcaccia)」も見どころのひとつ。

観光客が多いため階段には警備員がいて、階段に座ると注意されます
(2019年から座る行為が禁止になっています。)

階段を上まで登ると、トリニタ・デイ・モンティ教会があり、ローマの街を見渡せるスポットが広がります。私が訪れたときは雨上がりで空はどんよりしていましたが、晴れていればさらに美しい景色が楽しめると思います。

スペイン広場の階段を上がったところから見えるローマの街並み。
スペイン広場の階段を上がったら見える景色

ジェラート(La Strega Nocciola)

スペイン広場やトレビの泉の周辺には、歩いてすぐの距離にたくさんのジェラート屋さんがあります。ローマはジェラート文化が根づいている街で、観光地の周辺にも有名店から観光客向けのチェーンまでさまざまなお店があります。

私は事前に 「美味しいジェラート屋さんの見分け方」 を調べていたので、近くのお店をいくつか見てまわってから、La Strega Nocciola(ラ・ストレーガ・ノッチョーラ) を選びました。

観光 イタリアで“本当に美味しい”ジェラートを見分けるコツ

見た目だけで選ぶと失敗することも。本格派の店を見分けるポイントと、ローマで実際に行ったお店を紹介しています。

ローマのジェラート店にて、3種類のジェラートがのったコーンが2つ。
ストロベリー、レモン、ピスタチオ味のジェラート

ローマの夜を楽しむ|本場のアペリティーボ体験

ランチが重すぎて夕食をしっかり食べられそうになかったこともあり、この日はアペリティーボスタイルで軽く飲むことにして、散策しながらお店を探しました。

フレスコ画が描かれたアーチと吊り下げられた花飾りが印象的な、ローマのワインバーの内観。
Antica Enoteca Ristorante -Wine Bar また行きたいオシャレなバー

たまたま雨足が強まってきたタイミングで、近くにおしゃれなバーを見つけたので入ってみることに。F:Antica Enoteca Ristorante – Wine Bar という名前のお店です。
📍詳しい場所はマップ内のF地点をチェック!(タップでマップへ)

入店すると、まず最初に「ディナーですか?ドリンクですか?」と丁寧に確認されました。店内は落ち着いた照明に、歴史あるインテリアが並び、ローマらしい雰囲気を感じられるとても素敵な空間でした。

アペロールスプリッツァーとチーズ盛り合わせ

トレビの泉の早朝観光|人混みを避けて楽しむ方法

トレビの泉(Fontana di Trevi)は、ローマで最も人気のある観光スポットのひとつ。「泉に背を向けてコインを投げると、ローマに再び戻って来られる」 という言い伝えがあることでも知られています。

ただ、日中や夕方はとにかく人であふれていて、写真を撮るのもやっと…という混雑ぶり。私も前日の夕方にスペイン広場へ向かう途中で立ち寄ったのですが、驚くほどの人混みで近づくことすら難しいほどでした。

そこで次の日の朝、思い切って 8時ごろに早起きして再訪問。朝は観光客がほとんどおらず、「自分とトレビの泉だけ」 のような贅沢な写真が撮れました。ローマのトレビの泉をゆっくり楽しみたいなら、朝8時前後の訪問が一番おすすめです。

静かな朝のトレヴィの泉

ローマ観光2日目|地元のバール体験

イタリアの朝は、カフェ兼バーとして親しまれる 「バール(Bar)」 から始まります。地元の人は、出勤前にサッと立ち寄って 甘いパン(コルネット)とエスプレッソ を取るのが定番の朝ごはん。“行きつけのバール” が決まっている人も多く、まさに地元の人の生活に根づいた文化です。

トレビの泉周辺でも、朝早くから営業しているバールをいくつか見かけました。
その中で I:Bar San Marcello の前を通ったとき、地元の方たちが仕事前にコーヒーを飲んでいる姿が目に入り、雰囲気に惹かれて入ってみることに。

📍詳しい場所はマップ内のI地点をチェック!(タップでマップへ)

店内は活気があり、忙しい朝でもテンポ良く注文をさばくバリスタの姿が印象的。私は ピスタチオクリーム入りのクロワッサン と カプチーノ を注文しました。

イタリアのバールでは、座って飲むよりも立ち飲み(バンコ)スタイルの方が料金が安いのが一般的。立ち飲みはイタリアらしい雰囲気も味わえて、気軽に利用できるのでおすすめです。

ローマで飲んだ最高のカプチーノ
I:Bar San Marcelloー朝食に訪れた地元のバール

クロワッサンはかなり甘めでしたが、カプチーノとの相性が抜群。甘いペストリーとミルク入りのコーヒーを合わせるのは、イタリアでは定番の朝食スタイルでもあります。

そして何より驚いたのがカプチーノの美味しさ。ミルクの泡はきめ細かく、エスプレッソは苦すぎず、後味もすっきりしていて、今まで飲んだ中でも一番だと思いました。「これを飲みにまたローマに来たい」と思えるほど感動した一杯でした。

ローマ観光1泊2日まとめ|実際にかかった費用

今回のローマ旅では、歴史的な街並みを歩き、美味しい食事やカフェ文化を味わいながら、ローマらしさをたっぷり感じることができました。

移動・宿泊・食費など、1泊2日で実際にかかった費用は以下の通りです。

費用

ローマ1泊2日の費用まとめ(1人あたり)

項目費用備考
航空券(チューリッヒ→ローマ片道)約24,000円シーズン・航空会社によって変動
宿泊(1泊あたり)約12,000円ホテル名:Hotel Hiberia
食費約10,000円朝食+ランチ+ディナー+カフェ
コロッセオ入場料約3,600円屋根裏部屋・フォロ・ロマーノ込み
交通費0円ユーレイルパスに含まれる
合計約50,000円概算、個人差あり

※日本円換算は、旅行当時の2025年2月のレート(1ユーロ=158円)で計算しています。
※都市間移動にはユーレイルパスを利用しており、列車代は表の交通費に含めていません。

感想

ローマは今回が初めてでしたが、街の雰囲気やカフェ文化、美しい建築物に触れるたびに「また来たい」と強く思えるほど魅力的な場所でした。

私の旅の記録が、これからローマを訪れる方の参考になれば嬉しいです。次に訪れるときは、今回入れなかったフォロ・ロマーノや、もう一度飲みたいカプチーノのお店に再訪したいと思います。

まとめ イタリア4泊5日完全ガイド

ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアを実際に周遊した経験をもとに、4泊5日のイタリア旅行に必要な情報をまとめました。

Kana
この記事を書いた人

Kana

イタリアとスイスを中心に、旅と写真のことを綴っています。12年続けている写真と、実際に現地を旅した経験をもとに、「知っておくと安心」な旅の情報をお届けします。

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