コロッセオのチケットは、30日前から公式サイトで予約が始まります。
2025年2月末のイタリア旅行に向けて、1月末に何度も公式予約サイトをチェックし続け、ついにコロッセオの屋根裏チケットを掴み取った瞬間のことは今でも覚えています。
ガイドブックには載っていない「予約のリアル」と「現場のトラップ」——実体験から分かった、負けない攻略法を余すところなくレポートします。
何時に解放されるかわからない!?
何日前から買えるかと言えば、きっちり30日前。
何時から買えるのかと言えば、わからないというのが本当のところ。
なぜなら、転売防止で販売開始される時刻が変わるからです。大変人気で「売り切れてた」「予約できない」という声が上がるコロッセオのチケット。
しかし、ローマに訪れたらぜひとも見学したいですよね。
実際に私がチケットを手に入れた時の実況
私は午後14時前後のチケットを2枚狙っていました。
🕔 8:00(日本時間)|00:00(イタリア時間)
チェック開始。まだ私が行く日付のチケットは解放されていない。
🕔 17:00(日本時間)|9:00(イタリア時間)
再びチェックするも、まだチケットは解放されていない。
🕔 20:30(日本時間)|12:30(イタリア時間)
午前枠の残りは各時間「残り1枠」状態。
Closed sale or sold out
Closed sale or sold out
Available: 1
Closed sale or sold out
Available: 1
Closed sale or sold out
Available: 1
Closed sale or sold out
Available: 1
Available: 1
Available: 3
※このように20分刻みで「Available: 1」と表示されているのは、その入場時間枠に入れるチケットの残数を示しています。
🕙 22:00(日本時間)|14:00(イタリア時間)
粘って確認したところ、ようやく「午後枠」が解放されているのを発見!
必勝法:自分の予約日の3日前〜前日に「予行演習」を!
私が実際にチケットを手に入れることができたのは、冬だったことや細かく公式サイトにアクセスして確認したことなどが勝因かなと思いました。
そこで、もしローマが観光シーズンの夏に行くとしたらどうしたら確実にチケットが取れるかなと考えました。
本番当日にいきなり挑むのではなく、3日前〜前日の間に公式サイトへアクセスし、「日本時間の何時に、何時入場のチケットが解放されるか」を実際にチェックしてみることです。
こうしておくと、購入日当日は狙った時間のチケットが解放される時間に合わせて待機できるので、購入できる可能性がぐっと上がります。
争奪戦に負けたときの代替プラン
どれだけ準備しても、運悪く希望のチケットが買えないこともあります。そのときの選択肢は主に3つです。
- 特別エリアを諦めて通常チケットに切り替える
アリーナ・地下・屋根裏が取れなくても、通常チケットならフォロ・ロマーノ/パラティーノの丘とセットでコロッセオ自体には入場できます。特別エリアにこだわりすぎるより、切り替えの判断を早めにする方がコロッセオ自体には訪れられる可能性が高いです。 - ローマに2泊以上する場合は、翌日に再チャレンジする
初日にダメでも、滞在日数に余裕があるなら、諦めずに翌日狙いに切り替えるのも手です。 - 通常チケットも売り切れていたら、予約サイトを確認する
繁忙期は、公式サイトで通常チケットまで売り切れのことも。その場合は、Klookなどの予約サイトを確認してみるとまだ空きがある可能性があります。ただし、私が確認した時点(2026年9月)では地下や屋根裏に入れる特別チケットは見当たらず、通常チケットでも、音声ガイドなどがセットになっているため、公式より割高でした(音声ガイド付き入場で約30ドル)。
→Klookでコロッセオのチケットを見る
複数人で行く場合の注意点
誰かと一緒に予約する場合は、事前に「第一候補は○時、ダメなら○時、それでもダメなら○時」と候補の時間をいくつか決めておくのがおすすめです。
その場で相談していると第一候補どころか第二候補まで逃してしまうことがあります。第一候補が埋まっていても、他に候補があればまだ購入できる可能性があるので、即断できる状態を作っておくことが争奪戦を制する鍵になります。
公式サイトでの購入方法
実際に購入する方法を紹介していきます。公式サイトは日本語に対応していないため、これで合っているのか、チケットの種類も多く迷うことが多いと思います。
コロッセオ公式サイトを開いたらまず個人なのか、グループなのか選ぶ画面が出てきます。個人で手配して旅行する方は、基本的にINDIVIDUALS(1〜8人の個人)を選びます。
チケットの種類と違いを把握しておこう
次に選ぶのがチケットの種類です。コロッセオのチケットは複数の種類があり、選ぶチケットによって入れるエリアが変わります。事前に把握しておくと、当日スムーズに予約できます。
チケットの種類に英語表記も合わせて入れておいたので、英語ではわかりづらい際に参考にしてください。
| チケット種別 | 入れるエリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 通常チケット24h – Colosseum, Roman Forum, Palatine | 1・2階フォロ・ロマーノパラティーノの丘 | 最も安価。当日券でも入手しやすいが、行列は覚悟 |
| アリーナのみチケット24h Only Arena | アリーナ(20分)フォロ・ロマーノパラティーノの丘SUPERサイト | 通常チケットと同じ価格だが、1・2階の観覧エリアは含まれない |
| アリーナチケットFull Experience Ticket with entry to the Arena of the Colosseum | 1・2階アリーナフォロ・ロマーノパラティーノの丘SUPERサイト | 剣闘士が戦った床の上から、円形スタンドを見上げられる |
| 地下+アリーナチケットFull Experience – Underground Levels and Arena | 1・2階地下アリーナフォロ・ロマーノパラティーノの丘SUPERサイト | 剣闘士や動物が待機した地下通路に入れる人気チケット。予約時間の30分前集合が必須 |
| 屋根裏チケットFull Experience Ticket with entry to the Attic of the Colosseum | 1・2階屋根裏(最上階)フォロ・ロマーノパラティーノの丘SUPERサイト | 販売数が限られており、比較的空いている。コロッセオ全体を見渡す絶景が魅力 |
※SUPERサイトは、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘の中にある、特別公開エリアの総称です。
※コロッセオに入らず、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘だけを見たい人向けに「Forum Pass SUPER」もあります。
※料金や内容は変わることがあります。最新情報は公式サイトで確認してください。
チケットを選択したら、次は日付を選びます。 Sold out(売り切れ)のマークがあるところは選べません。
日付を選択したら、時間の枠が出てきます。Closed sale or sold out(締め切りか売り切れ)の表示がないところは選べるので、希望の時間を選択します。
料金区分が表示されますが、下記の通りです。必要な枚数を追加します。
| 画面の表示 | 意味 | 日本人旅行者は? |
|---|---|---|
| Full price | 一般料金(大人) | 基本はこれ |
| Free admission Under18 | 18歳未満は無料。自動では追加されないので、人数分を選ぶ | 子ども連れはこれ |
| Reduced fare (Roma Pass) | ローマパスを持っている人の割引料金 | パス所持者のみ |
| Ridotto Amici del PArCo | 提携施設のチケットや、特定のカードを持っている人の割引料金 | ほぼ関係なし |
| Reduced fare | EU市民の18〜24歳向けの割引料金 | 対象外・選ばない |
| Free Admission | 障がいのある方と、その付き添いの方などは無料 | 該当者のみ |
| Free admission – Badge-carrying tour guides | 公認ガイドの無料枠 | 関係なし |
※ローマパスは、ローマの公共交通機関の乗り放題と、美術館などの割引がセットになった観光パスです。
※無料・割引チケットの対象者は、予約を確定する前にカートに入れておく必要があります(公式サイトの注意書きより)。
※料金区分は変わることがあります。最新情報は公式サイトで確認してください。
ここから、購入が確定するまで15分のカウントダウンが始まり、時間内に購入を終えないとキャンセルになるので注意が必要です。
その後、注意点が表示されます。Accept(承認)し進むと、名前の入力に進み、Confirm(確定)で次に進みます。
チケットには入場する人の名前が登録されます。名前はパスポートと同じローマ字表記で、スペルを間違えないように入力してください。入力ミスは入場日の7日前までに1回だけ修正できますが、他の人に譲るための名前変更はできません。
次にログイン画面が出ますが、ログインせずに名前とメールアドレスの入力で次に進むことができます。
決済画面には「nexi」や「MIDATICKET」と表示されますが、これはコロッセオ公式のチケットシステムが使っている決済サービスの画面なので、そのまま進んで大丈夫です。
支払いはクレジットカード(VISA・Mastercard・AMEX・JCBなど)のほか、Apple PayやGoogle Payも使えます。当日は、カードを手元に用意しておくか、Apple Payなどすぐに払える方法を準備しておくと安心です。カード決済でスマホアプリやSMSでの本人認証がある人は、それもすぐ受け取れるように準備しておきましょう。
入場の流れ|屋根裏からのコロッセオの景色
通常エリアのみの見学なら1〜2時間が目安とされています。私は屋根裏エリアまで含めて、見学時間は1時間半〜2時間ほどでした。屋根裏など特別エリアを含むチケットの方は、時間に余裕を持って予定を立てておくと、ゆっくり見学できて良いと思います。
- 入場時間の20分程度前からオンラインチケット購入者の列に並ぶ
- スマホでQRコードを提示(紙に印刷したものでもOK)
- 荷物検査を通過
- それぞれのチケットに応じて、通常エリア or 特別エリアへ進む
荷物検査の後少し進むと、職員さんがエレベーター手前に立っており、屋根裏エリアに行けるチケットを提示すると、エレベーターへ案内してくれました。
看板やサインは見当たらず、わかりにくかったので屋根裏エリアへ入れるチケットを持っている方は、職員さんにチケットを見せて確認してもらうと良いかも知れません。
屋根裏エリアのチケットは販売数が少ないためか人が少なくて、ゆっくり撮影できる贅沢な空間でした。

ここからさらに進むと、コロッセオの内部全体を見渡せる展望スポットに出ます。アリーナの円形構造や地下の廊下まで一望できる眺めは圧巻で、通常チケットの視点とはまったく違うスケール感を味わえました。
ローマの歴史を体で感じるような瞬間で、構造の美しさや歴史の重みがぐっと伝わってくる特別な体験でした。

コロッセオ内部や周辺の遺跡は、屋根がない場所も多くあります。小雨の中、傘をさしたりカッパを着たりして凌いでいる人が多く、私も折りたたみ傘を持っていて本当に助かりました。
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⚠ フォロ・ロマーノに行く人へ
- 入り口が分かりにくい:案内板や人の流れについて行くと、出口専用ゲートに着いてしまうことも。私は15分ほど迷って、入場時間に間に合いませんでした。Googleマップで「Via della Salara Vecchia」を目的地にして歩くのが確実です。
- 最終入場は閉場の1時間前:冬は15:30が最終入場なので、コロッセオの後にはしごするとかなりタイトです。
- 別の日に回すのもあり:コロッセオ見学の後は意外と疲れます。ただし、フォロ・ロマーノに入れる期間はチケットの種類によって違うので、自分のチケットの条件を確認してください。
まとめ:コロッセオ観光を120%楽しむための3つの鉄則
今回の体験から学んだ、コロッセオ観光で後悔しないためのポイントをまとめました。
- 必勝法:自分の予約日の3日前〜前日に「予行演習」を!
本番当日にいきなり挑むのではなく、数日前の同じ曜日に公式サイトへアクセスし、「何時に枠が解放されるか」「何分で売り切れるか」を実際にリロードして確認してみてください。これが最も確実な対策です。 - 「屋根裏チケット」は追加料金の価値あり
通常エリアより人が少なく、落ち着いて絶景を堪能できる贅沢な空間でした。エレベーターで一気に上り、コロッセオの全景を見渡す瞬間は、まさにプライスレスな体験でした。 - フォロ・ロマーノは「迷う前提」で時間に余裕を
コロッセオの出口からフォロ・ロマーノの入口までは、意外とトラップ(行き止まり)が多いです。コロッセオより先にフォロ・ロマーノを回るか、チケットの条件が合えば思い切って別の日にするのもおすすめです。
最後にローマのシンボル、コロッセオ。雨でも行列ができるほどの人気スポットですが、事前の準備さえしっかりしておけば、その歴史の重みを肌で感じる最高の思い出になります。
これから行く皆さんが、あの圧倒的な景色を無事に楽しめることを願っています!
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