ヴェネチア観光を2泊3日で楽しむなら、水の都ならではの移動や島めぐりも旅の魅力。
この記事では、実際に歩いた2泊3日のモデルコースをもとに、おすすめの島や水上バスの乗り方、食事スポット、かかった費用までまとめました。
迷路のような街並みを歩きながら、ヴェネチアの雰囲気をゆっくり楽しみたい方の参考になればうれしいです。
実際に歩いたルートとマップ
A:Venezia Santa Lucia
B:Cà D’oro alla Vedova
C:ホテル パノラマ
D:Osteria Giardinetto
E:Artistico Bombon – Glass Factory
F:Osteria A I Fureghin
G:ラガーレ ホテル ベネチア Mギャラリー バイ ソフィテル
H:Nino & Friends
I:Ristorante Ca’ Dolfin
フィレンツェからヴェネチアへの移動方法|電車の行き方と所要時間
フィレンツェからヴェネツィアへは、
高速鉄道フレッチャロッサ(Frecciarossa) または
イタロ(Italo) が一般的で、
所要時間は 約2時間〜2時間15分 ほど。
1日に多数の便があり、事前予約すると料金が安くなることがあります。
実際に私は 10時20分の列車に乗って、
フィレンツェSMN → ヴェネツィアS.ルチア に移動しました。
| 出発地 | 到着地 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| フィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 (Firenze S.M.N.) | ヴェネチア セント・ルチア駅 (Venezia S. Lucia) | 10:20 | 12:34 | 約2時間 |
ヴェネチアの移動手段|水上バスの乗り方とチケット購入方法
ヴェネチアでの移動は、ほとんどが徒歩か水上バス(ヴァポレット)になります。
「水の都」という名前の通り、水路が街中に張り巡らされていて、水上を移動するのがとても便利です。
水上バスを利用するには、チケットを発券して改札機にかざす必要があります。
チケットは駅や停留所の発券機、有人カウンター、またはオンラインで事前に購入することも可能です。
ただしオンライン購入の場合でも、現地でチケットを発券する必要があります。
水上バスは1回券や24時間券などがあり、旅程に合わせて選べます。
| チケット種類 | 料金(€) |
|---|---|
| 75分券(1回券) | 9.50€ |
| 24時間券 | 25€ |
| 48時間券 | 35€ |
| 72時間券 | 45€ |
| 7日券 | 65€ |
(※公式料金は変動する可能性があります。)
私は2日間滞在したので、48時間券を購入しました。
水上バスでの移動が便利なので、1回券ではなく滞在日数に合わせた時間の券を
購入することをおすすめします。
Suicaのようなカードを想像していたのですが、実際は紙のカードでした。
到着した日はあいにくの大雨で、濡れて破れてしまわないか少しヒヤヒヤしました。
アプリ「CheBateo」を使えば、水上バスの運行時間や経路をリアルタイムで確認できます。
アプリはイタリア語表記のみですが、駅名を入力するだけなので操作は簡単です。
マップ上で目的地を選び、現在地から最寄りの停留所を入力すると、出発時間やルートがすぐに表示されるのでとても便利でした。
フェリーや船とは違う、水上バスならではの軽やかな乗り心地も楽しく、
窓の外に広がるヴェネチアの街並みを眺めながらの移動は、まるで小さなクルーズのようでした。

レストラン(Cà D’oro alla Vedova)
Cà D’oro alla Vedova は、ヴェネチアの中でも昔ながらの雰囲気を残す人気のトラットリアで、地元の人にも観光客にも長く愛されているお店です。
特に“イカスミパスタ”と“ミートボール(ポルペッテ)”が名物で、ガイドブックや口コミでもよく紹介されています。
私たちはマップで見つけて訪れたのですが、実際に入ってみると日本でも知られているお店だったようです。店内には他にも日本人の方が二組いらして、少し安心しました。
B:Cà D’oro alla Vedova
場所はマップ内のB地点☝️をチェック!(タップでマップへ)
注文したのは、イカスミパスタとシーフードパスタ。
どちらもとても美味しく、イカスミは濃厚で深みがあり、シーフードパスタは海の旨みがしっかり感じられました。
さすが海が近いヴェネチア。魚介の新鮮さがそのまま料理に生きているようで、素材の良さがしっかり伝わってきます。
海沿いの街らしい料理が楽しめるので、滞在中にぜひ味わってみてほしいお店です。

リド島のホテルとレストラン|のんびり過ごすおすすめ滞在
リド島(Lido) は、ヴェネチア本島のすぐ近くにある落ち着いたリゾート地で、
静かに過ごしたい旅行者に人気のエリアです。
観光地の喧騒から少し離れられることもあり、ホテル滞在をゆっくり楽しみたい人に向いています。
私たちは水上バスを降りてすぐ近くのホテルを予約していたのですが、
ちょうど天気が悪かったので、この立地がとても助かりました。
リド島レストラン(Osteria Giardinetto)
悪天候の中、島内を少し歩いてレストランを探したのですが、
開いているお店がなかなか見つからず、結局ホテルのすぐ近くにあったこちらのレストランに入りました。
D:Osteria Giardinetto
場所はマップ内のD地点☝️をチェック!(タップでマップへ)
店員さんが温かく迎えてくれて、それだけで心までほっとしました。
カプレーゼとマグロを注文し、白ワインはスパークリングのプロセッコと、
すっきりとした味わいのシャルドネ/ピノ・グリージョをいただきました。
マグロにアボカドの組み合わせは馴染みがありましたが、
甘辛いソースの味付けが意外に合っていて、とても美味しかったのを覚えています。

ブラーノ島観光|カラフルな街並みと可愛いお土産屋さん
ブラーノ島(Burano)は、
ヴェネチア本島から水上バスで約40〜45分のところにある、
カラフルな家並みが有名な小さな島です。
写真映えスポットとして知られていますが、
朝は比較的静かで、ゆっくり散策したい人にぴったりの時間帯です。
私は早起きして、8時ごろの水上バスに乗ってブラーノ島へ。
水上バスで40分ほど。
朝は曇り空でしたが、雲のあいだから少し光がのぞいていました。
ブラーノ島に着くと、朝が早いせいか観光客はほとんどおらず、
カラフルな家々のあいだで、住人同士が「ボンジョルノ」と挨拶を交わしていました。
島の路地では黒猫がゆっくりと歩いていて、
鮮やかな建物の色と相まって、その光景がまるで絵のように見えました。

お土産屋さんとレストラン
ブラーノ島はレースで有名ですが、島内には小さなガラス工房や雑貨店も多く、手作りのガラス製品やカラフルな小物が並んでいます。
島内の建物はどれもカラフルに塗られていて、歩いているだけで楽しい気分になります。
お土産屋さんや雑貨屋さんには、可愛らしいものがたくさん並んでいました。
私はガラスのお店(Artistico Bombon – Glass Factory)で、
青色のガラスのコップを購入しました。
すべて手作りのためひとつひとつ模様や色味が異なり、
いくつかある中から店員さんが丁寧に見せてくれて、
その中で一番気に入ったものを選ばせてくれました。
購入後は、安全に持ち帰れるようにしっかりと緩衝材で包んでくれ、
包んでもらう間、店内で職人さんがガラス細工を作っている様子を眺めていました。
ガラスのお店(Artistico Bombon – Glass Factory)は
マップ内のE地点☝️をチェック!(タップでマップへ)
また、雑貨屋さんではヴェネチアの風景をモチーフにした
木製のパズルをお土産に購入しました。
手のひらサイズの優しい色合いで、見ているだけでも心が和みます。
ランチ(Osteria A I Fureghin)
島の中心部にある小さなトラットリアで、地元の人も訪れる落ち着いた雰囲気のお店です。
外観から素敵だなと思ったレストランがあり、入ろうとしたら
「まだ開いてないよ」と声をかけられたので、少し島を散歩してから出直しました。
マグロとサーモンのカルパッチョ、それに白くてふんわりしたタラのペーストのような料理を注文しました。
後で調べてみたら、ヴェネツィア名物の「バッカラ・マンテカート」(Baccalà mantecato)という前菜でした。
ほぐしたタラをペースト状にして四角く仕上げた料理で、口に入れるとふんわりとした食感とやさしい塩気が広がりました。
どの料理もシンプルながら素材の味がしっかりしていて、やっぱり魚が美味しい。
レストランの場所はマップ内のF地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

ムラーノ島観光|ガラス工房と島の雰囲気
ムラーノ島(Murano)は、ヴェネツィアングラスの産地として世界的に有名な島で、島内には大小さまざまなガラス工房やショップが並んでいます。
お昼過ぎに、水上バスでムラーノ島へ。
ブラーノ島のようなカラフルさはないけれど、こちらも落ち着いた雰囲気でとても素敵でした。
島にはガラス細工のお店が並び、小さくて可愛いカップから、大きくてどう使うのかわからないような装飾品まで、見ているだけで楽しくなります。
とても繊細なガラス細工を買ってスーツケースで持って帰る勇気は、さすがになかったです。

ヴェネチアのレストラン|シーフードが美味しいおすすめ店
ヴェネツィアでは毎年2月頃になると、
街が「カーニバル」の華やかな空気に包まれます。
仮装した人たちが街を歩く姿は、この時期ならではの光景です。
ムラーノ島にはあまりレストランがなかったので、
本島へ戻ることにしました。
サン・マルコ広場に立ち寄ると、ちょうどカーニバルの時期で、
色鮮やかな衣装をまとった人たちが広場を歩いていて、とても賑やかでした。
ヴェネツィアのお土産|Nino & Friends のチョコレート
Nino & Friends はイタリア各地に店舗を展開する人気のお土産店で、チョコレートやトリュフを使った食品が試食できることで知られています。
私も散策の途中で立ち寄ってみたのですが、
入るとすぐに「Try this!」と声をかけられ、次々に試食をすすめてくれます。
さまざまな味のチョコレートがどれも美味しくて、結局いくつも買ってしまいました。
チョコレートのほかに、バジルペーストやトリュフ入りの調味料なども販売されていて、こちらも美味しくてつい手が伸びてしまいました。
おしゃれな店内で、見ているだけでも幸せな気分になれます。
H:Nino & Friends
お土産やさんの場所はマップ内のH地点☝️をチェック!(タップでマップへ)
ディナー(Ristorante Ca’ Dolfin)
Ristorante Ca’ Dolfin は、魚介料理が人気のカジュアルなトラットリアです。
ヴェネツィア最後の夜は、やっぱりシーフードで締めたくて、
口コミで評判の良かったレストラン「Ristorante Ca’ Dolfin」へ。
とても人気のお店で、私たちが席についたあとには外で順番を待つ人の姿も見かけました。
料理はどれも新鮮で美味しく、最後の夜にふさわしい大満足のディナーになりました。
I:Ristorante Ca’ Dolfin
レストランの場所はマップ内のI地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

ヴェネチアからミラノ、チューリッヒへ
ヨーロッパでは鉄道で国境を越えることが一般的で、
パスポートチェックがない区間も多く、国同士の移動がとてもスムーズです。
ヴェネツィアからチューリッヒまでは、いくつかの列車を乗り継いで約6時間の電車の旅。
行きは飛行機で入国審査がなかったことにカルチャーショックを受けましたが、
電車で国境を越えて別の国に行けることにも驚きました。
途中、ミラノ駅で乗り換えがあったので少し外に出てみたのですが、
駅というよりも美術館のような雰囲気で、とても印象的でした。

ヴェネチア観光2泊3日まとめ|実際にかかった費用と感想
▷費用
| 宿泊(2泊) | 約17,000円 約21,000円 | (2名1室) | ・ホテル パノラマ ・ラガーレ ホテル ベネチア |
| 食費(2日間) | 約16,000円 | (100€) | 朝食+ランチ+ディナー+カフェ |
| 交通費 | 約6,000円 約4,000円 | (35€) (24€) | 水上バス 座席指定料(フィレンツェ→ヴェネチア) (ヴェネチア→ミラノ) |
| 合計 | 約45,000円 | 概算、個人差あり |
▷感想
ヴェネツィアを観光する日程を決めるとき、
1泊2日にするか、2泊3日にするか迷いました。
いろいろ調べてみて、ヴェネツィア本島に加えてブラーノ島やムラーノ島も楽しみたかったので、2泊することに。
結果的に、2泊にして本当に正解でした。
徒歩での移動が多く、階段や細い路地も多いので、想像以上に歩きます。
島々をゆっくり巡りたいなら、最低でも2泊はあると十分に楽しめると思います。
イタリア編はこれにておしまい。🇮🇹✨
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リュックだけで4泊5日を快適に過ごした持ち物リストを紹介しています。必要なもの・不要だったものをまとめたので、旅の準備に役立ててください。
