ドイツ旅行の予習に!爽やか辛口「リースリング」をデパ地下グルメと合わせてみた


「ドイツのリースリングってどんな味?」「どんな料理に合う?」

そんな疑問を持つ方に向けて、今回はコンスタンツ旅行の予習として「Klumpp Riesling 2024」を実際の料理と合わせてレビューします。エノテカで店員さんのおすすめを聞きながら購入し、デパ地下で揃えたこだわりの料理とともに楽しみました。

チューリッヒからコンスタンツへ

コンスタンツ(Konstanz)は、ドイツ南西部・バーデン=ヴュルテンベルク州に位置する小さな湖畔の街。スイスとの国境に接しており、ボーデン湖(Bodensee)のほとりに広がっています。

スイス・チューリッヒに住む叔母を訪ねる予定があり、せっかくなら日帰りでドイツにも足を延ばしてみたいと思い、そこで目をつけたのがコンスタンツ(Konstanz)。

チューリッヒ中央駅からは、SBBのスイス国鉄で直通アクセスが可能です。所要時間は乗る列車によって異なりますが、平均で約1時間15〜40分ほど。最速の便なら1時間強で到着できるので、スイス在住者や旅行者にとって気軽に日帰りで訪れやすい場所です。

「ちょっと国境を越えてドイツへ」という小旅行感が、コンスタンツの魅力のひとつ。その旅の前に、まずはその土地のワインを飲んでみたい。そんな気持ちから今回の予習が始まりました。


ドイツワインの予習に選んだ理由

今回ワインを選んだのは、エノテカの店舗です。

「まだそれほど有名ではないですが、この価格でこのクオリティは本当に素晴らしいんです」と店員さんが教えてくれたのが、このKlumpp Riesling 2024でした。さらにエノテカスタッフが選ぶ白ワイン1位にも選ばれているとのことで、期待を胸に手に取りました。


ワイン紹介:Klumpp Riesling 2024

今日のワインは「Klumpp Riesling 2024」。 ドイツ・バーデン地方で造られる辛口の白ワインで、リースリング100%のシンプルなスタイルが印象的な1本です。

▷基本情報

項目内容
品種リースリング
産地ドイツ バーデン地方
スタイル辛口
購入先エノテカ店舗
Klumpp Riesling 2024のワインボトルとグラス。

▷ドイツ・リースリングとは?

リースリングはドイツを代表する白ワイン品種です。「甘口」のイメージを持たれることも多いのですが、実は辛口から極甘口まで幅広いスタイルで造られています。

ドイツワインはラベルが複雑で難しいイメージがありますが、このKlumppのボトルはシンプルなデザインで、ワインビギナーにも手に取りやすい印象でした。

▷香りと味わいの特徴

グラスに注ぐと、柑橘系のすっきりとした香りが広がります。口に含むと、爽やかな酸味が心地よく、後味はスムーズでクリーン。重すぎず、軽すぎず、とても飲みやすいスタイルでした。

以前飲んだことのあるクラレンドル・ブラン2023(レビュー記事はこちら)と比べると、個人的にはクラレンドル・ブランのほうが好みに合っていましたが、このKlumppはすっきりとした辛口を楽しみたいときにぴったりな1本だと感じました。辛口ワイン好きな人は、ぜひ試してみて欲しいです。

なお、エノテカスタッフが選ぶ白ワイン1位という評価は、爽やかさとコスパのよさが評価されているのだと思います。


ペアリングした料理

今回はデパ地下でこだわりの食材を揃えました。

デパ地下で買ったグレープフルーツと赤海老のタルタル、ローストビーフ、チーズなど。

1️⃣ グレープフルーツと赤海老のタルタル

グレープフルーツの爽やかな苦みと赤海老のうまみを合わせたタルタルは、見た目も華やかな一品。ポイントは、ソースに柚子が使われていること。

▷ペアリングのポイント

これが今回最大の発見でした。柚子の爽やかな香りとリースリングの酸味が見事に共鳴し、「合う」というよりも「引き立て合う」という印象。柑橘同士の自然なつながりが心地よく、一口食べてワインを飲むたびに「また食べたい」と思わせる相性の良さでした。

2️⃣ ローストビーフ

やわらかく仕上がったローストビーフは、しっかりした旨みが特徴。

▷ペアリングのポイント

白ワインとローストビーフの組み合わせは意外に思えるかもしれませんが、Klumppの爽やかな酸がお肉の脂をすっきりと流してくれる効果がありました。重すぎず、ライトに楽しめる組み合わせです。

3️⃣ ネギと白エビのフォカッチャ/ウインナーとじゃがいものフォカッチャ

もっちりとした生地に、ネギと白エビ、またはウインナーとじゃがいもをのせて焼いたフォカッチャ。どちらも香ばしくて食べ応えがあります。

▷ペアリングのポイント

フォカッチャの塩気とオリーブオイルの風味を、リースリングのすっきりした酸がきれいに整えてくれました。食事系のパンと白ワインはとても相性が良く、自然に手が伸びる組み合わせです。

4️⃣ チーズ:クルマンリザーブ&タレッジオ

クルマンリザーブ(スイス産・ハード系)は、濃厚でしっかりとした味わいが特徴。今回コンスタンツはスイス国境に近い街なので、スイスのチーズを合わせたのも旅の予習らしい選択でした。

タレッジオ(イタリア産・ソフト系)は、ミルキーでクリーミーな口当たり。やわらかくとろりとした質感が魅力のチーズです。

▷ペアリングのポイント

クルマンリザーブの濃厚さは、リースリングの爽やかな酸とのコントラストが面白く、口の中がリセットされる感覚がありました。タレッジオのまろやかさとは、ワインのフレッシュさが優しく寄り添ってくれる印象です。


✨ ベストペアリング:Klumpp Riesling × グレープフルーツと赤海老のタルタル(柚子ソース)

今回もっとも印象に残ったのが、この組み合わせです。

グレープフルーツの苦みと甘み、赤海老のうまみ、そして柚子の香り。そこへKlumppの爽やかな辛口リースリングを合わせると、柑橘の香りがワインとタルタルの間でふわっとつながり、口の中で一体感が生まれます。

食べて → 飲む → また食べたくなる。そんなリズムが自然と生まれる、今回一番のマリアージュでした。

現地で試したい料理 

リースリングの爽やかな酸との相性が期待できるのは、シュヴァーベン地方名物のマウルタッシェ(ラビオリ風パスタ)、チーズがけのケーゼシュペッツレ(もちっとした食感のショートパスタ)、シュニッツェル(薄切り肉の揚げ焼き)あたり。春に訪れるなら白アスパラガス料理も外せません。


まとめ

コンスタンツ旅行の予習として選んだKlumpp Riesling 2024は、爽やかな辛口でとても飲みやすく、料理との相性を楽しみやすい1本でした。

特に柚子を使ったタルタルとのペアリングは予想以上の相性で、「柑橘×リースリング」という組み合わせの可能性を感じる体験になりました。

今回合わせたデパ地下の料理はどれもクオリティが高く、特別な日の家飲みにもぴったり。ワインを軸に食卓を組み立てる楽しさを改めて実感しました。

実際にコンスタンツを訪れた際は、現地のワインや食文化についてもレポートしたいと思っています。どんな出会いが待っているか、今からとても楽しみです。

※ワインの紹介は二十歳以上の方を対象としています。 お酒は二十歳になってから、ゆっくりとお楽しみください。

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《この記事を書いている人》
 Kana

青い光の中で一眼レフを構えている人