イタリア旅行の持ち物、どれくらい必要?リュック1つで本当に足りる?
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では実際に17Lのリュック1つでローマ・フィレンツェ・ヴェネチアを回った体験をもとに、冬・4泊5日の持ち物を全部まとめました。
この記事は冬(12〜2月)のイタリア旅行をもとにまとめています。春・夏・秋に行く場合は、服装や持ち物が変わる部分もあるためご注意ください。
イタリア旅行・持ち物チェックリスト(4泊5日/リュック旅)
□ パスポート
□ クレジットカード(メイン)
□ クレジットカード(予備)
□ 現金(50ユーロ程度)
□ スリ対策ポーチ
□ スマホ(+ストラップ)
□ 充電ケーブル
□ 変換プラグ (タイプC)※日本のプラグは使えません
□ 着ていく服一式
□ 下着(日数分)
□ 動きやすいスニーカー
□ 薄手アウター/ロングコート
□ リュック(すぐ開けられない構造)
□ エコバック(or チャック付きのミニバッグ/ポシェット)
□ 化粧水・乳液・ 日焼け止め・最低限のメイク道具
□ 常備薬
□ 歯ブラシ
□ 一眼レフ
□ カメラ用予備バッテリー
□ SDカード
□ 充電器
□ ティッシュ
□ 着圧ソックス
□ 折り畳み傘
絶対に必要だった持ち物
■ 貴重品まわり
パスポート、クレジットカード、少額の現金は必須でした。
支払いはほとんどカードで問題ありませんでしたが、公衆トイレやちょっとした買い物のために、少しだけ現金があると安心でした。
■ 服装・身に着けるもの
● 毎日違う服を用意しなくても大丈夫だった
今回の旅行では、毎日まったく違う服を用意しなくても特に困りませんでした。
冬のイタリアは汗をかきにくく、においも気になりにくかったため、下着やインナーだけ替えれば十分快適に過ごせました。
荷物を最小限にしたいリュック旅では、服を増やしすぎないほうが身軽に動けて楽だったと感じます。
●歩きやすいスニーカーは必須
イタリア旅行では、観光地を回るだけでも1日平均15,000〜25,000歩歩きます。
石畳の道や階段が多く、舗装が硬いため足裏に負担がかかりやすいのが特徴。
ヴェネチアは特に橋や階段が多いため、クッション性のあるスニーカーが必須です。革靴や底が固い靴は疲労が蓄積しやすくおすすめできません。
■ スリ対策
●スリ対策に二重構造のバッグが安心
イタリアの観光地ではスリ対策を意識して、バッグ選びにも気をつけました。
開口部が広くてすぐ中身を取り出せるタイプより、しっかり閉じられるバッグのほうが安心感があります。さらに、バックルや紐で留められる二重構造のものだと、防犯面でもより心強く感じました。

● スマホストラップは安心感がかなり違った
スマホはストラップを付けたうえでポケットに入れて持ち歩いていました。現地では無防備に見える持ち方をしている人もいましたが、私にはストラップがあるほうが安心でした。
特に地図を見たり写真を撮ったりするとき、手から離れても落としにくく、気持ちの面でもかなり楽でした。ただ、細い紐のタイプは首や肩に負担がかかりやすかったので、選ぶなら太めのストラップのほうがおすすめです。
■日常系の持ち物
● リップクリーム
冬のイタリアは空気が乾燥しやすく、暖房の効いた室内では唇が荒れやすく感じました。小さくてかさばらないうえ、使う場面が多かったので、持って行ってよかったもののひとつです。
●小さい折りたたみバッグ(ショッピング用)
市場やスーパーで少しだけ買い物をしたいときに便利でした。袋が有料のことも多いため、軽くてコンパクトな折りたたみバッグがひとつあると助かります。
■ガジェット
● 充電まわり(ケーブル・プラグ)
スマホやカメラの充電に必要なので、充電ケーブルと変換プラグは忘れずに持って行きました。特にイタリアではコンセントの形が日本と異なり、丸い穴が2つ並んだCタイプが主流です。日本のプラグはそのままでは使えないため、タイプCの変換プラグは必須です。
持って行って助かったもの
■ スリ対策ポーチ(腰に巻いて服の下に隠すタイプのポーチ)
パスポートや予備のクレジットカード、大きい額の現金は、服の下に隠せるスリ対策ポーチに入れていました。
必要なときだけさっと取り出せるので、普段は見えない場所にしまっておける安心感がありました。絶対に必要というほどではありませんが、貴重品を分けて管理したい人にはかなり便利です。
■ 着圧ソックス(足のむくみや疲れを軽減するソックス)
これは思っていた以上に役立ちました。
イタリアは石畳や階段が多く、1日かなり歩くので、夜に着圧ソックスを履いて寝るだけで翌日の足の疲れがかなり違いました。
連日たくさん歩く旅行では、快適さを大きく左右するアイテムだったと思います。
■ 折り畳み傘
冬のイタリアでは、小雨が降る場面が意外とあり、折りたたみ傘があると安心でした。コロッセオのように屋根のない観光地も多く、実際に持っていて助かったです。
大きくて重いものは不要ですが、軽量タイプを1本入れておくと便利だと思います。
今回の旅には不要だった持ち物
■ ドライヤー・シャンプー・ボディソープ
今回泊まったホテルでは一通り備え付けがあったため、自分で持って行かなくても大丈夫でした。特にドライヤーは部屋にあったので、日本から持参する必要は感じませんでした。
シャンプーやボディソープも備え付けのもので十分でしたが、このあたりは宿によって異なるので、気になる人は事前に確認しておくと安心です。
■ ウェットティッシュ
それなりに大きめのウェットティッシュを持って行ったものの、実際にはほとんど使いませんでした。
今回の旅行では手が汚れる場面自体があまりなく、荷物を減らしたいなら優先度は高くないと感じました。
持って行くとしても、大容量タイプではなくコンパクトなものひとつで十分だと思います。
■ モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、今回は持って行きませんでした。機内持ち込みに容量制限があり、預け荷物には入れられないなど、ルールの確認が少し手間に感じることもあり、もともと海外旅行では持って行かないタイプです。
ホテルに戻るたびにスマホを充電し、外出中は地図や予約画面の確認など必要な場面だけに絞ることで、1日バッテリーが持ちました。持って行く場合は、各航空会社のHPでルールを事前に確認しておくと安心です。
リュック旅のパッキングのコツ
■ 実際に持って行ったリュックのサイズ
今回使ったのは、容量約17L・重さ1.5kg・外寸46×15×28cmのカメラリュックです。一眼レフを入れてもなんとか収まり、4泊5日をリュックひとつで移動できました。
◾️実際に入ったもの
- 就寝用の薄手のズボン1枚
- 下着・靴下:4〜5日分
- カメラ+充電まわりのガジェット類
- スキンケア小分け、化粧ポーチ
- 折りたたみ傘、エコバッグなど小物類
冬は汗をかきにくいため、トップスやアウターは同じものを着まわしました。下着だけ日数分あれば、服の量はかなり抑えられます。

■ 荷物は減らせるだけ減らしたほうが楽
イタリアは石畳や階段が多く、駅や街中を歩く場面も多いため、荷物が少ないほど移動がかなり快適になります。スーツケースや余分な荷物を置いていけるなら、できるだけ身軽にしたほうが動きやすいと感じました。
■ “なくてもなんとかなるもの”は思い切って削る
リュック旅では、とにかくコンパクトさが大事でした。荷物が少ないだけで、電車移動や階段の上り下り、石畳の道を歩く負担がかなり軽くなります。迷うものは、「本当に毎日使うか」で判断すると絞りやすかったです。
■ 化粧品は小分けで十分だった
4〜5日の旅行で使うスキンケアは思ったより少なく、15ml前後の小さい容器で十分でした。大きなボトルを持って行くより、必要な分だけ小分けにしたほうが軽く、リュックの中でもかさばりません。液漏れのリスクを減らせるのもメリットでした。
※機内持ち込みにする場合、液体類は100ml以下の容器に入れ、1人1つの透明ジッパー付き袋(1L以内)に収まる量までとされています。
そのため、スキンケア類は“本当に使うものだけ”に絞っておくと準備が楽です。
■ カメラを持つなら、リュックの背負いやすさがかなり重要
イタリアでは長時間歩く日が多かったので、カメラを入れるなら肩への負担が少ないリュックのほうが快適でした。ショルダーパッドがしっかりしていて、体にフィットするものだと移動中の疲れ方がかなり違います。
持ち物 初めてのカメラリュック選び
実際に海外旅行で使ったカメラリュックを元に、機内持ち込み、スリ対策などのポイントから選び方を紹介。
◾️お土産を買うときの注意点
オリーブオイル、トリュフペースト、ピスタチオクリームなど、小瓶のお土産は魅力的ですが、思った以上に重さが出ます。リュック旅では帰りの荷物のことも頭に入れておくと安心です。実際に買ったお店や詳しい情報は、フィレンツェのモデルコース記事で紹介しています。
モデルコース フィレンツェ1泊2日コンパクトに回る観光プラン
主要スポットを無理なく回り、フィレンツェの建築や歴史、美術を楽しむ。
旅行時期と気候のポイント
今回イタリアを訪れたのは冬でした。
ローマやフィレンツェは、日中は12〜15℃前後、朝晩は5〜8℃ほどで、東京より少し暖かく感じる日もありました。私は長袖Tシャツに薄手のカーディガン、ロングコートを合わせる服装で過ごしましたが、それで十分快適でした。ローマやフィレンツェなどは比較的温暖で、晴れた日の午後はコートがいらないと感じることもありました。
一方で、ヴェネチアは日中でも10〜12℃ほどで、雨や風がある日は体感温度がぐっと下がります。特に水辺は風を受けやすく、同じ気温でも寒く感じやすい印象でした。
冬のイタリア旅行で意識したいのは、厚手の服を重ねることよりも、脱ぎ着しやすい服装にすることです。昼と夜で寒暖差があるため、薄手のトップスやカーディガン、コートなどで調整できるほうが便利でした。
なお、教会や大聖堂を訪れる際は、肩や膝が隠れる服装が入場の条件になっています。冬の服装であれば自然と満たせることがほとんどですが、念のため意識しておくと安心です。
まとめ
イタリア旅行は、荷物を減らすほど身軽に動けて快適でした。
石畳や階段の多い街では、スーツケースがないだけで移動がかなり楽になります。服も毎日違うものを用意しなくてよく、必要なものだけに絞れば、リュック1つで十分に過ごせます。
迷ったときは「本当に毎日使うか」を基準に判断すると、自然と荷物が絞れました。身軽さがそのまま旅の快適さにつながる、というのが今回の一番の実感です。
これからイタリアへ行く方の準備が、少しでも楽になる参考になればうれしいです。ルートや都市ごとの過ごし方、費用については、こちらでまとめています。
まとめ イタリア4泊5日完全ガイド
ローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアを実際に周遊した経験をもとに、4泊5日のイタリア旅行に必要な情報をまとめました。
