イタリア4泊5日の旅は、スイスのおばの家にスーツケースを置き、リュックだけで移動する“身軽旅”。着ていた服だけで過ごしましたが、思っていた以上に快適で、むしろ自由度が高いと感じました。
「イタリアって何を持って行けばいいんだろう?」「荷物をどこまで減らして大丈夫?」──そんなふうに持ち物で悩む方も多いと思います。私も出発前は不安でしたが、実際に4泊5日をリュックひとつで過ごしてみて、必要なもの・不要なものがはっきり見えました。
この記事では、本当に役立ったアイテム・いらなかったもの・現地調達で十分なものを実体験から紹介します。これからイタリア旅行へ行く方が、安心して荷物を選べるようになれば嬉しいです。
旅行時期と気候のポイント
今回イタリアを訪れたのは冬でしたが、体感としては東京より少し暖かく、日中は最高15度前後の日もありました。私は長袖Tシャツ・薄手のカーディガン・ロングコートという比較的軽めの服装で過ごしましたが、それで十分快適でした。
ローマやフィレンツェなど中部は特に過ごしやすく、冬でも日差しがあると「コートがいらないかも?」と思うほど。ただし、北に行くと気温が下がりやすいため、体感の差はあります。
ヴェネツィアは海に囲まれているので寒いというイメージがありましたが、私が訪れた日はそこまで冷え込みませんでした。ただ、雨の日は風も出て一気に寒くなるので、そこだけは注意が必要です。
また、イタリアはとにかく“歩く距離が多い”国です。特にヴェネツィアは石畳や橋の階段が多く、移動中の負担も大きめ。気温よりも歩きやすい靴を優先したほうが圧倒的に快適でした。
スイスほどの重装備は不要ですが、天気によって暖かい日と冷える日の差が大きいので、脱ぎ着しやすい薄手のレイヤーがベストです。
絶対に必要だった持ち物
■ 服装・身に着けるもの
- 毎日同じ服で問題なし
- ヨーロッパでは一日着ただけで洗濯しない文化
- 昨日と同じ服を着ていてもまったく不自然ではない
- 替えの下着(肌着)だけ日数分あれば十分
- 冬は汗をほとんどかかない
- 服を毎日変えなくても衛生的に気にならない
■ 歩きやすい靴(最重要)
- 動きやすいスニーカーは絶対必要
- 私は1日平均2万歩ほど歩いた
- 観光地が密集していて徒歩で回れる反面、とにかく歩く距離が長い
- イタリア(特にヴェネツィア)は石畳や階段が多いため足への負担が大きい
■ スリ対策
- チャック付きのバッグ(肩掛け・ポシェットなど)
- 隙間のあるバッグは「取られたり」「入れられたり」しやすく危険
- チャック1つで簡単に開くタイプではなく、“中までたどり着くのにステップが必要なバッグ”がおすすめ。
- フタをパカっと開けて、さらに巾着や紐で締めるタイプ
- チャック+バックルなど二重の開閉構造があるもの
■ スマホのストラップ
- 落下防止・置き忘れ防止・スリ対策として有効
- 現地の人はポケットに入れていることも多いが、旅行者は狙われやすい
- 首・肩ストラップで常に身体とつながっている安心感がある
■日常系必需品
- リップクリーム
- 小さい折りたたみバッグ(ショッピング用)
■ガジェット
- 充電ケーブル
- 一眼レフ
あって助かったもの
- スリ対策ポーチ
(パスポート、大きいお金、予備のクレジットカードを保管していた) - カメラの予備バッテリー(観光地は撮影が多い)
逆に不要だったもの
■ 着替え
- 一眼レフを入れるために、最初から着替えは持って行かなかったけれど問題なし。
- ヨーロッパでは毎日違う服を着る文化ではないため、同じ服で十分。
■ ドライヤー・シャンプー・ボディソープ
- ホテルにすべて揃っていたので不要。
- 特にヨーロッパのホテルはドライヤーが標準的に置いてあることが多い。
■ 大きいサイズの化粧品
- 化粧水・乳液を100mlの旅行用ボトルに詰め替えて持って行ったが、かなり余った。
- 2週間以内の旅行なら15ml前後で十分だったと実感。
- スキンケアは本当に必要な量だけでOK。
■ ウェットティッシュ
- 使うタイミングがほとんどなかった。
- 手を拭きたい場面はあったが、街中やお店に手洗い場があるので困らなかった。
■ モバイルバッテリー
- 高速列車にコンセントがあり、移動中に充電ができた。
- 観光中もマップを使うことは多かったが、バッテリーが尽きるほどの消費はなかった。
リュック旅のパッキングのコツ
■ 実際に持って行ったリュックのサイズ
- 容量:約17L
- 重量:1.5kg
- 外寸法:46×15×28cm
■ 大きな荷物は“置いていけるなら置いていく”が最強
- スーツケースや余分な荷物は、預けられる場所があるなら迷わず置いていくのがおすすめ。
- リュックひとつになるだけで移動のストレスが激減する。
■ リュック旅はとにかくコンパクト命
- 荷物が少ないほど身軽で、電車移動・階段・石畳を歩くときの負担が大幅に減る。
- 「なくてもなんとかなるもの」は徹底的に削る。
■ 化粧品は100ml以下で十分
- 2週間以内なら100mlでも余ることが多い。
- 実際に必要なのは“15ml”くらい。メリットも多い。
- 重さが減る
- バックの容量が空く
- 液漏れリスクも低い
■ 毎日洗えるインナーを使う
- 冬は汗をかかないので、インナーだけ替えれば衛生的に十分。
- 下着とインナー数枚で服の量を最小限にできる。
■ カメラを持つなら、肩が痛くならないリュックが必須
- イタリアは歩く距離が長いため、重いカメラを持つ場合は“肩への負担が少ないリュック”が必須。
- 柔らかいショルダーパッドや体にフィットするタイプが快適。
■ 服はシンプル・軽量・シワになりにくい素材が最強
- 少量で着回しやすい服がベスト。
- シワにならない素材だと宿でのお手入れも不要で、旅の時間を無駄にしない。
お金のこと
■ イタリアはほぼカード決済でOK
- レストラン・観光地・電車・カフェなど、ほとんどの場所がカードで支払える。
- 普段使いの支払い用の財布をカバンに入れておき、メインのクレジットカードと少しの現金を入れておけば安心。
■ 持って行った現金は一人あたり50ユーロ程度
- 多くは必要なく、“最低限だけ”持つスタイルで問題なし。
- 現金が必要だった場面:
- ホテルの宿泊税(現金のみのところが多い)
- 公衆トイレ
- ローカル店・小さな個人商店
- 大きな買い物はすべてカードでOK。
■ スリ対策のため、現金は必ず分けて持つ
- メインのカバンに出し入れ用の少額(10〜20ユーロ)。
- セキュリティポーチには予備の現金とサブのクレカを保管。
- 一箇所にまとめず、リスク分散するのが安全。
まとめ
- イタリアは“身軽に動く”ほど楽しめる。
荷物を最小限にしたことで、移動も観光もストレスなく快適だった。 - 服は毎日同じで本当に困らない。
ヨーロッパでは同じ服を連続で着るのは普通で、全く不自然ではない。 - リュック旅でも4泊5日は余裕。
必要なものだけに絞れば、想像以上に身軽に動ける。 - 持ち物を厳選するほど旅は快適になる。
“あると便利”を削り、“絶対必要なもの”だけにすると本当に楽。 - お土産の小瓶には要注意。
オリーブオイル、トリュフペースト、ピスタチオクリームなど
魅力的な小瓶のお土産が多く、つい買いがちだけど…意外と重い!
イタリア旅行・持ち物チェックリスト(4泊5日/リュック旅)
□ パスポート
□ クレジットカード(メイン)
□ クレジットカード(予備)
□ 現金(50ユーロ程度)
□ スリ対策ポーチ
□ スマホ+ストラップ
□ 充電ケーブル
□ ※モバイルバッテリー(必要なら)
□ 着ていく服一式
□ 下着・インナー(日数分)
□ 動きやすいスニーカー
□ 薄手アウター/ロングコート
□ リュック(すぐ開けられない構造)
□ チャック付きのミニバッグ/ポシェット
□ 化粧水・乳液(15ml程度)
□ 最低限のメイク道具
□ 日焼け止め
□ 常備薬
□ 歯ブラシ
□ カメラ
□ 予備バッテリー
□ SDカード
□ 充電器
□ エコバッグ
□ ティッシュ
□ 必要ならマスク
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