スイス旅行の準備|1年前〜当日にやったことを時系列で全公開


出発まで1ヶ月を切り、今まさに準備の真っ最中です。

スイス旅行は、航空券をいつ取るか、何を持っていくか、保険やeSIMはどうするか……やることが意外と多くて、初めてだと「いつ、何をすればいいの?」と迷いますよね。

この記事では、私が実際に 1年前から出発当日まで にやったことを、時系列でぜんぶ公開します。私のリアルな日程と一般的な目安の両方をのせているので、自分の準備スケジュールを組むときの参考になったらうれしいです。

この記事は「行くまでの準備」編です。実際に行ってどうだったか(現金は足りた? 装備は正解だった?など)は、帰国後にこの記事の末尾&別記事でレポートします。

準備スケジュール早見表

時期 やること
1年〜半年前 航空券の購入、パスポートの確認、ホテル・ルートの目星
2〜3ヶ月前 服・靴・装備をそろえる、ETIAS/EESの確認
〜1ヶ月前 スイストラベルパスの購入
〜2週間前 海外旅行保険・eSIMの手配
〜1週間前 パッキング、お土産、薬や小物の最終準備
前日〜当日 アプリの最終ダウンロード、書類と荷物の最終チェック

ひとつずつ見ていきます。

1年〜半年前|航空券とパスポート

航空券は早めが正解

私が航空券を取ったのは 2025年10月22日。出発が2026年7月なので、約9ヶ月前です。

一般的には、海外の航空券は 2〜3ヶ月前 から探し始めるのが目安と言われます。ただ、夏休みシーズンのヨーロッパ便は人気で、早く動くほど座席も選べて価格も落ち着きやすい傾向。なので「2〜3ヶ月前から」よりもうひと声、半年〜1年前 から候補を見ておくと安心です。

私は香港経由のキャセイパシフィックにしました。直行便より時間はかかりますが、そのぶん価格を抑えられたのが決め手です。

パスポートの残存期間をチェック

航空券と同じくらい早めに済ませたいのが、パスポートの有効期限チェック

スイス入国には「滞在日数+α」の残存期間があれば足りますが、ヨーロッパの多くの国では 半年程度の残存期間 を求められることがあります。乗り継ぎや周遊の可能性も考えると、余裕をみておくと安心です。もし期限が近い・切れている場合は、更新に数週間かかることもあるので、いちばん最初に確認しておきましょう。

ちなみに私のパスポートは2028年まで有効なので、今回はそのままでOKでした。

シェンゲン協定の「90日ルール」については、別記事〔関連記事:入国審査がない!?シェンゲン協定で巡るヨーロッパ周遊|スイス→ローマ体験記〕でくわしく書いています。

ホテルとルートはざっくり決める

旅の早い段階でやっておきたいのが、「行きたい場所」と「泊まる場所(拠点)」をざっくり決めておくこと。ここが固まると、トラベルパスの種類や日数、当日の動き方まで一気に決めやすくなります。

おすすめは、1か所を拠点にして日帰りで回るスタイル。スイスは鉄道やバスがとても発達していて、トラベルパスがあれば移動もスムーズなので、毎晩ホテルを変えなくても、拠点から各地へ日帰りで十分楽しめます。荷物を持って移動しなくていいぶん、体も気持ちもラクです。拠点は、交通の便がいい街(チューリッヒ、ルツェルン、インターラーケンなど)のホテルをひとつ取る形でOKです。

私の場合は、チューリッヒにある叔母の家を拠点にさせてもらえるので、基本はそこから日帰り。チューリッヒから遠い場所へ行くときだけ、現地のホテルを検討していました。

その中で最後まで迷ったのが、グリンデルワルトに1泊するかどうか。景色のいい宿に泊まりたかったのですが、「景色がよくて」「駅から歩いて行ける」条件で探すと1泊3万円ほど。1人で泊まるには割高で……。叔父におすすめの宿も教えてもらったものの、車がないと行きにくい場所だったので、グリンデルワルトは次回のお楽しみにすることにしました。

予約のタイミングに注意

ざっくり決めるのは早めで大丈夫ですが、実際の予約は半年前〜2〜3ヶ月前が目安。とくに夏のヨーロッパはバカンスシーズンなので、人気の宿は早く埋まり、遅くなるほど料金も上がっていきます。気になる宿は無料キャンセル可能なプランで早めに押さえておくと、値上がりにも予定変更にも対応できて安心です。

2〜3ヶ月前|服・靴・装備をそろえる

夏のスイスの服装は「街は暑い・山は涼しい」

スイスの夏は、街なかは30度近くまで上がる日もある一方、標高の高い山の上はぐっと涼しくなります。1日のなかで気温差が大きい のが特徴です。

私は氷河エリアや高山には行かず、リギ山などの 軽いハイキング が中心の予定。なので防寒はがっつりではなく、薄手の羽織もの で調整することにしました。選んだのはワークマンの 防水・フード付きの薄手アウター山の上の風や急な雨にも対応できて、軽くて持ち歩きやすいのがポイントです。

トレッキングシューズは履き慣らしておく

街の石畳から軽いハイキングまで歩く機会が多いので、グリップのしっかりしたトレッキングシューズ を用意しました。普段履きにもなじむデザインを選んでいます。

靴で大事なのが 履き慣らし。新品のまま本番で長時間歩くと靴擦れの原因になるので、買ったら出発までに普段から履いて足になじませておくのがおすすめです。だから靴は早めに準備しておくと安心です。

スマホストラップは「太め」に、機内グッズも見直し

前回の旅で、スマホストラップ(首から下げるタイプ)がとても便利でした。写真もサッと撮れるし、両手が空くのがありがたい。ただ、細いレザーの紐だったせいで首や肩が凝ってしまって……。今回は 太めの紐 に買い替えました。地味だけど、長時間つけるものなので幅は大事です。

長距離フライト用の機内グッズも見直し中です。

ETIAS・EESの最新情報を確認

ヨーロッパ旅行で気になる新しい入国制度についても、念のため確認しておきました。

どちらも状況が変わることがあるので、出発前に公式サイトで最新情報をチェックしておくと安心です。

〜1ヶ月前|スイストラベルパスを購入

鉄道やバス、湖の遊覧船まで乗り放題になる スイストラベルパス は、2026年6月9日 に購入しました。出発の約1ヶ月前です。

買い方や有効化のやり方は、別記事でくわしくまとめています〔関連記事:スイストラベルパスの買い方|SBB公式サイトで購入する手順を解説〕。この記事では「いつ買ったか」だけ。早すぎず遅すぎず、出発1ヶ月前くらいが落ち着いて手続きできておすすめです。

〜2週間前|海外旅行保険とeSIM

ここからは、出発が近づいてきた 2週間前〜1週間前 に手配するものです。

海外旅行保険は「治療・救援」を手厚く

海外で病気やケガをすると、治療費が高額になることがあります。とくにスイスは医療費が高いので、保険はしっかり入っておきたいところ。

クレジットカードの 付帯保険 でもある程度カバーできますが、注意したいのは 補償の内訳。カード付帯は死亡・後遺障害は手厚い一方で、治療・救援費用が手薄 になりがちです。実際に必要になりやすいのは死亡保険より治療費なので、私は 治療・救援費用を重点的に上乗せ する形で保険を選びました。

選べるタイプの保険(私はたびほを利用)で、去年実際に契約したのがこちらの内容です。

補償項目 私の設定金額
治療・救援費用
★カード付帯が弱いのでここを手厚く
1億円
緊急歯科治療費用 10万円
個人賠償責任 1億円
携行品損害 20万円
合計保険料 10,530円

※たびほの「おすすめプラン カスタマイズ」で設定。金額・保険料は契約時(2025年)のもので、旅行期間や年齢などで変わります。

死亡保険はカード付帯にまかせて、弱点になりがちな 治療・救援(1億円) をしっかり確保。携行品損害(カメラなどの破損・盗難)もつけて、合計 10,530円。航空機遅延や旅行キャンセルなどのオプションは、今回は外しました。

このあたりは、自分のクレジットカードに何がどれだけ付いているか を一度確認して、足りない部分だけ足すと無駄がありません。

eSIMは前回問題なかったエアロで

現地の通信は eSIM を使います。前回エアロ(Airalo)を使って特に問題なかったので、今回も同じエアロにする予定です。

eSIMは 出発前にアプリでプランを購入・インストールだけ済ませておき、有効化(回線の切り替え)は現地に着いてから にするのがコツ。日本にいる間に有効化すると、使わないのに有効期間が進んでしまうことがあるので注意です。手配は2週間前〜1週間前で十分間に合います。

〜1週間前|パッキングとお土産

一度スーツケースに詰めてみる

出発1週間前になったら、実際にスーツケースに詰めてみる のがおすすめ。頭の中では足りているつもりでも、詰めてみると「あれがない」「これが入らない」と気づけます。足りないものはこの段階で買い足しておけば、直前にバタバタしません。

お土産用のスペースも忘れずに。帰りはチョコレートやお菓子で荷物が増えるので、行きはスーツケースに余裕をもたせておきます。

機内持ち込みと預け入れの仕分け

荷物は「預け入れ」と「機内持ち込み」に分けて準備します。貴重品・薬・1泊分の着替え は手荷物に入れておくと、万一預け荷物が遅れても安心です。

私は モバイルバッテリーは持っていかない派。預け入れできない・容量制限があるなど、ルールを気にするのが面倒なので、必要最低限だけスマホを利用する方針です。ただし 一眼レフのカメラバッテリーは機内持ち込みに入れるよう気をつけています。(リチウムイオン電池は預け入れ不可なので、モバイルバッテリーを持っていく人も必ず手荷物に入れてください。)

常備薬・日焼け止め・サングラス・変換プラグ

海外では買いにくいものを中心に、小物をそろえます。

お金まわりは「現金少なめ・カード中心」

スイスはキャッシュレスがかなり進んでいて、街なかのお店やレストランは クレジットカード(タッチ決済)でほとんど回ります。前回も、私は 現金は50CHFほど 持ち歩いていましたが、現金が必要な場面はほとんどありませんでした。

なので現金は少なめでOK。私は両替を叔母にお願いしたので参考にならないかもですが、一般的には金券ショップや現地ATMなど、レートのいい方法で少額だけ用意しておけば十分です。

スイスの物価については〔関連記事:スイスの物価はどれくらい?外食・スーパー・イタリアとの違いを実体験で解説〕にまとめています。

前日〜当日|最終チェックリスト

最後に、出発前日から当日の朝にやることです。

項目 内容
アプリの最終ダウンロード Googleマップのオフライン保存、鉄道アプリSBB Mobileのインストール・アップデート
eSIMの確認 インストール済みか、有効化の手順を見直し
充電 スマホ、カメラ、予備バッテリーも充電。充電器・変換プラグを手荷物に
書類の最終チェック パスポート、航空券(eチケット)、保険の連絡先控え、トラベルパス。パスポート・航空券はコピー(紙)とスマホ画像でも保存しておくと、万一なくしても安心
荷物の重量チェック 預け入れの重量制限をオーバーしていないか計量
現金 用意した現地通貨を財布へ

ここまでそろえば、あとは出発を待つだけです。

まとめ|行ってきたら追記します

スイス旅行の準備を、1年前から出発当日まで時系列でまとめました。

ポイントを振り返ると、

実際に行ってみて「これは正解だった」「これは要らなかった」は、帰国後にこの記事へ追記し、リギ山や現金の使い心地などは別記事でくわしくレポートする予定です。これからスイスへ行く方の準備の参考になればうれしいです。

Kana
この記事を書いた人

Kana

イタリアとスイスを中心に、旅と写真のことを綴っています。12年続けている写真と、実際に現地を旅した経験をもとに、「知っておくと安心」な旅の情報をお届けします。

このブログについて →