旅行者やスイス在住者も移動する時に欠かせないアプリ、SBB Mobile。私はスイストラベルパスフレックスとアプリでの都度買いを使い分けていました。アプリを使えると便利な反面、日本語に対応していないため分かりづらい場面もあります。
この記事ではSBB Mobileでできること、使用方法をわかりやすく解説しています。アプリを活用して楽しいスイス旅行を!
SBB Mobileとは
スイス国鉄(SBB)の公式アプリ。スイス在住者も日常で使用する定番アプリです。
できること
- 列車・バス・船の時刻検索
- ホームの確認
- チケット価格の確認と購入
- 検札時のチケット表示
スイスの駅には改札がありません。チケットは必ず乗車前に購入して、車内で検札があったら提示できるようにしておきましょう。有効なチケットを提示できないと、初回でも90CHFの追加料金に加えて運賃も請求されます(2026年9月時点)。
アプリをインストール
iPhone・Androidともに対応しており、無料で利用できます。日本語には非対応で、基本的には英語表記です。(日本語設定のスマホに入れると、自動で英語表示になります。)
時刻表を調べる
アプリを開いた時に最初に表示される、PlanのページでCurrent location(現在地)ーTo(行先)に乗りたい駅名、降りたい駅名を入力します。駅に着く前に調べる場合は、Current locationを出発駅に変更できます。
列車やバスなどの行き方がごちゃ混ぜで早い時間順に表示されます。所要時間や乗り換えの有無を確認して乗車する列車を選択すると良いと思います。表示される名前によって快速、各駅停車などの違いがあるみたいですが覚えなくても途中で乗り降りする用事がなければ、所要時間が短いものを選べば大丈夫です。
発車時間が早い順に表示されるので、船やバスの経路も混じって表示せれる点には注意が必要です。よく見ると左端にあるマークが列車、バス、船と使い分けられています。
チケットの種類と購入方法
乗る列車が決まったら、選択しTickets from CHF ○○○と書かれている赤いボタンをタッチします。片道か往復、1等か2等を選び、基本的にはRegular offerを選択します。(安いSupersaverもありますが、購入した列車にしか乗れず払い戻しもできないので、予定が確定している場合以外はRegularが安心です)
この時に初めてゾーンやシティチケットを知って、正直何そのシステムと思いました。
チケットの種類
| 区間チケットPoint-to-Point Ticket | ゾーンチケットZone Ticket | シティチケットCity-Ticket | |
|---|---|---|---|
| 乗れる 範囲 | 出発地から到着地までの経路(途中下車OK) | 選んだゾーン内の列車・バス・トラムなど | 区間チケット+出発地・到着地の市内交通 |
| 有効 時間 | 指定日の終日(翌朝5時まで) | チケットによる(1時間・2時間・1日など) | 指定日の終日(市内交通も1日券) |
| 注意点 | スーパーセーバーは購入した列車のみ有効 | ゾーン番号は地域ごとに違う | 対象の都市のみ |
ゾーンチケット:短い区間だと、自動的にZoneのチケットになることが多かったです。最寄り駅までバスで行ってそのまま列車に乗れるので楽でした。
実際に、ツークという都市をバス+列車の移動で観光しました。
チューリッヒから日帰りで行ける絶景へ。観光地化されていない、地元の空気が残るエリアの歩き方。
シティチケット:長い区間は区間チケットになることが多いですが、追加料金で出発地・到着地のどちらか、または両方のZoneを追加できます。ただ、ゾーン番号は地域ごとに振られていて、同じ番号でも場所が違うのでわかりづらく、私はあまり活用できませんでした。在住者は自分の地域のことはわかって使っているようでしたが、旅行者には少し難しいと思います。(どこまで乗れるかは、SBBのCity-Ticketのページで都市ごとのゾーン番号とマップを確認できます。)
ルツェルン観光ならシティチケットを活用すると、列車で到着してバスも利用できてさらに便利です。
観光 ルツェルンの穴場スポット
週末市場と地元民に愛される公園——観光客が少ない静かな場所をご紹介。
購入方法
チケットの種類が選択できたら、Purchase ticket for CHF ○○○ に進みます。SwissPassにログイン、またはSwissPassを作成、ゲストとして購入(Buy as guest)が表示されます。(SwissPassはスイストラベルパスではないです。)ゲストとして購入しても特に支障はないので、私はゲストとして購入しました。
メールアドレスを登録して次に進むと、購入方法が表示されるのでクレジットカード、iPhoneならApple Pay、AndroidならGoogle Payなどで購入できます。
登録したメールアドレスにチケットのQRコードが届きますが、アプリからも確認可能です。
ホームを確認する
購入したチケットは有効期間内ならいつ乗っても良いのでチケットにはホーム番号は表示されません。
アプリのPlanページに戻り、選択した乗る列車のPl.○の丸部分に数字が書いてあるのでその番号のホームに向かいましょう。

ホームは変更になることもあるので、駅に着いたら電光掲示板でもう一度確認しておくと安心です。
ホームに着いたら、列車は1等車と2等車に分かれているので、ホームの掲示板で現在地と自分が乗るクラスの車両が来る位置を確認して列車を待ちます。

そうすると、スムーズに乗車できます。列車の扉が閉まっている場合はランプが点灯しているボタンを押すと開きます。
普通の列車は座席予約は不要で、買ったクラスの車両の空いている席に座れます。
検札時にチケットを表示する
駅員さんが車両内に来て何か言っていたら、順番に検札が始まります。メールかアプリを開き、QRコードを表示して準備しておくとスムーズです。私は列車内でパスポートの提示を求められたのは1回くらいでしたが、求められることもあるので必ず携帯しておきましょう。
スイストラベルパス・フレックスパスを持っている人は?
アプリでチケットを購入する必要はありませんが、時刻検索とホームの確認に役立つのでアプリは入れておくことをお勧めします。
移動 スイストラベルパスの買い方|SBB公式サイトで購入する手順
スイストラベルパス、どこで買うのが正解?SBB公式サイトでの購入手順を解説します。
まとめ
スイス旅行で必須と言っても過言ではないほど、便利なアプリです。旅行の計画を立てるときに何時にどんな列車があるかを調べたり、この区間ならどれくらいの料金かを事前に確認したりできて、とても助かりました。旅行前にインストールしておくとスムーズに観光できると思います。
改札がなかったり、日本での電車の切符と使い勝手が違って、馴染みのない方法でもありますが、アプリの使い方は難しくないのでぜひスイス旅行に役立ててください。
まとめ スイス旅行の準備|1年前〜当日にやったことを時系列で全公開
1年前の準備から当日の持ち物確認まで、実際にやったことを時系列で全部見せます。