イタリアへ4泊5日の旅行。
持ち物はどれくらい必要?リュックだけで本当に行ける?
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では 4泊5日を“リュック1つ“で快適に過ごした私の持ち物リストと、必要・不要だったものを実体験から詳しく紹介します。
結論から言うと、
イタリア旅行は“軽く・最小限”が圧倒的に快適でした。
私はスーツケースを持たず、17Lのリュックひとつでローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアを移動しましたが、予想以上に身軽で、階段や石畳の多い街でもストレスなく動けました。
とはいえ、初めてのイタリア旅行では
「何を持っていけばいい?」
「減らしすぎて困らない?」
と不安になる人が多いと思います。
そこで本記事では、
“これだけ見れば準備できる” という視点で、以下の内容をまとめました。
- 4泊5日の持ち物チェックリスト(まず“これだけ”見ればOK)
- 実際に必要だったもの・いらなかったもの
- リュック旅ならではのパッキングのコツ
- 冬のイタリアの気候・服装のポイント
これからイタリアへ行く方が、
「これなら大丈夫」と安心して準備できる
そんなガイドになればうれしいです。
イタリア旅行・持ち物チェックリスト(4泊5日/リュック旅)
□ パスポート
□ クレジットカード(メイン)
□ クレジットカード(予備)
□ 現金(50ユーロ程度)
□ スリ対策ポーチ
□ スマホ+ストラップ
□ 充電ケーブル
□変換プラグ タイプC
□ ※モバイルバッテリー(必要なら)
□ 着ていく服一式
□ 下着・インナー(日数分)
□ 動きやすいスニーカー
□ 薄手アウター/ロングコート
□ リュック(すぐ開けられない構造)
□ チャック付きのミニバッグ/ポシェット
□ 化粧水・乳液(15ml程度)
□ 最低限のメイク道具
□ 日焼け止め
□ 常備薬
□ 歯ブラシ
□ カメラ
□ 予備バッテリー
□ SDカード
□ 充電器
□ エコバッグ
□ ティッシュ
□ 着圧ソックス
□ 必要ならマスク
絶対に必要だった持ち物
■ 服装・身に着けるもの
● 毎日同じ服で問題なし
ヨーロッパでは「1日着ただけで洗濯しない」文化が一般的で、毎日同じ服を着ていても不自然ではありません。
冬は汗をかきにくくにおいも付きにくいため、衛生面でも問題なし。荷物を最小限にしたいリュック旅には理にかなっています。
● 替えの下着(肌着)だけ日数分あれば十分
身体に直接触れる部分だけ清潔であれば、服を毎日変えなくても快適に過ごせます。
冬のイタリアは乾燥しているので汗もほとんどかかず、最低限の下着だけで衛生的にも十分です。
■ 歩きやすい靴(最重要)
● 動きやすいスニーカーは絶対必要
イタリア旅行では、観光地を回るだけでも1日平均15,000〜25,000歩歩きます。
石畳の道や階段が多く、舗装が硬いため足裏に負担がかかりやすいのが特徴。
ヴェネツィアは特に橋や階段が多いため、クッション性のあるスニーカーが必須です。革靴や底が固い靴は疲労が蓄積しやすくおすすめできません。
■ スリ対策
● チャック付き・二重構造のバッグが安全
イタリアの観光地ではスリが多く、開口部の広いバッグは“取られやすい・入れられやすい”ため危険です。
チャックでしっかり閉まるタイプ、さらにバックルや紐で締められる二重構造のバッグなら、スリに狙われにくく安心。
前側に回して持てる肩掛けタイプだと、混雑した場所でも安全性が高まります。
■ スマホのストラップ
● 落下防止・置き忘れ防止・スリ対策に有効
観光客のスマホ盗難は、ポケットから抜かれるケースが非常に多いと言われています。
首・肩にかけて体とつながっているストラップなら、落下防止になるだけでなく、手から離れにくく“奪われにくい”防犯アイテムとしても優秀。
街歩きが長いイタリア旅行では安心感が大きく、実際に役立ちました。
■日常系必需品
● リップクリーム
冬のイタリアは空気が乾燥しやすく、暖房の効いた室内では特に唇が荒れがち。
頻繁に使うものなので、小さくても必須。
● 小さい折りたたみバッグ(ショッピング用)
市場やスーパーで少しだけ買いたい時に便利。
エコバッグ文化が普及しているので袋が有料の場合が多く、軽量でコンパクトな折りたたみバッグが1つあると便利です。
■ガジェット
● 充電ケーブル
観光中に地図アプリや写真を使うとバッテリー消費が早いので必須。
● 変換プラグ(タイプC)
イタリアは丸ピンのCタイプが主流。日本のプラグはそのまま差し込めないため、変換が必須です。
ホテルでも貸し出しがない場合があるので、1つは自分で持っていくと安心。
あって助かった持ち物
- スリ対策ポーチ
(パスポート、大きいお金、予備のクレジットカードを保管していた) - カメラの予備バッテリー(観光地は撮影が多い)
- 着圧ソックス(履いて寝れば、たくさん歩いた足の疲労をリセットできた)
逆に不要だった持ち物
■ 着替え
一眼レフを入れるために、最初から着替えは最小限しか持って行かなかったものの、実際に困る場面はありませんでした。
ヨーロッパでは毎日違う服を着る文化ではなく、同じ服を数日続けて着るのが一般的です。冬は汗もほぼかかないため、衛生面の問題もなし。荷物を減らす上でも最初から削ってよかったもの。
■ ドライヤー・シャンプー・ボディソー
ホテルですべて揃っていたため完全に不要でした。
特にヨーロッパのホテルは、ドライヤーがしっかりしたものが部屋に備え付けられていることが多く、日本から持っていくメリットがほとんどありません。
シャンプーやボディソープも備え付けで十分でした。
■ 大きいサイズの化粧品
化粧水・乳液を100mlの旅行用ボトルに詰め替えて持って行ったものの、実際はほとんど使わず大幅に余りました。
4〜5日の旅行で必要な量はせいぜい10〜15mlほどで、必要最低限の小分けで足りると実感。
スキンケアは「習慣で使っているだけで、実際にはそこまで必要ない量が多い」ことに気づけたアイテムでした。
■ ウェットティッシュ
使うタイミングがほとんどありませんでした。
手を拭きたい場面は確かにありましたが、街中やお店には手洗い場があるため困るほどではなく、荷物としては不要。
■ モバイルバッテリー
高速列車にコンセントがあり、移動中に充電ができたため思ったほど出番がありませんでした。
また、観光中にスマホで地図や写真アプリを使うことは多かったものの、1日使ってもバッテリーが尽きるほどの消耗はなかったため、1台あれば十分で、重い大容量バッテリーは不要でした。
リュック旅のパッキングのコツ
■ 実際に持って行ったリュックのサイズ
- 容量:約17L
- 重量:1.5kg
- 外寸法:46×15×28cm
■ 大きな荷物は“置いていけるなら置いていく”が最強
- スーツケースや余分な荷物は、預けられる場所があるなら迷わず置いていくのがおすすめ。
- リュックひとつになるだけで移動のストレスが激減する。
■ リュック旅はとにかくコンパクト命
- 荷物が少ないほど身軽で、電車移動・階段・石畳を歩くときの負担が大幅に減る。
- 「なくてもなんとかなるもの」は徹底的に削る。
■ 化粧品は100ml以下で十分
- 2週間以内なら100mlでも余ることが多い。
- 4〜5日の旅行で使うスキンケア量は実はとても少なく、1回0.3〜0.5ml程度。
合計でも10ml前後なので、15mlのミニボトルがあれば余裕で足ります。
軽量・漏れにくいのでリュック旅には最適です。 - メリットも多いです。
- 重さが減る
- バックの容量が空く
- 液漏れリスクも低い
※リュックを機内持ち込みする場合、化粧品類は液体扱いとなるため、100ml以下の容器に入れ、1人1つの透明ジップロック袋(1L以内)に収まる分しか持ち込めません。
そのため、スキンケア類は “本当に使うものだけ” に絞ることがとても重要です。
■ 毎日洗えるインナーを使う
- 冬は汗をかかないので、インナーだけ替えれば衛生的に十分。
- 下着とインナー数枚で服の量を最小限にできる。
■ カメラを持つなら、肩が痛くならないリュックが必須
- イタリアは歩く距離が長いため、重いカメラを持つ場合は“肩への負担が少ないリュック”が必須。
- 柔らかいショルダーパッドや体にフィットするタイプが快適。
■ 服はシンプル・軽量・シワになりにくい素材が最強
- 少量で着回しやすい服がベスト。
- シワにならない素材だと宿でのお手入れも不要で、旅の時間を無駄にしない。
旅行時期と気候のポイント
今回イタリアを訪れたのは冬で、ローマやフィレンツェは日中の気温が12〜15℃前後、朝晩は5〜8℃ほどでした。東京より少し暖かく感じる日もあり、私は 長袖Tシャツ+薄手カーディガン+ロングコート という軽めの服装で過ごしましたが、それで十分快適でした。
ローマやフィレンツェなど中部エリアは比較的温暖で、晴れた日の午後は気温が14〜16℃まで上がり、コートがいらない日もあるほど。ただし、北に行くほど最低気温が下がり、地域差は大きめです。
ヴェネツィアは水の都というイメージから「寒そう」と思われがちですが、私が訪れたときは 日中10〜12℃と想像より冷え込みませんでした。ただし、雨や風が出ると体感温度が一気に下がり、5℃以下に感じることもあるため、その点だけ注意が必要です。
また、イタリア旅行では “歩く距離の多さ”が最も重要なポイント。特にヴェネツィアは石畳や橋の階段が多く、移動中の負担が大きくなります。気温以上に、歩きやすい靴を優先するほうが圧倒的に快適でした。
スイスのような重装備は必要ありませんが、昼夜の寒暖差(約8〜10℃)が大きいので、脱ぎ着しやすい薄手のレイヤーがベストです。
お金のこと
■ イタリアではカード決済が基本。VISA/Master が最も安定
イタリアは都市部を中心に、ほとんどの場所でクレジットカードが使えます。
レストラン・観光地・電車・カフェ・スーパーなど、大半がタッチ決済(Visaタッチ 等)に対応していました。
- VISA / Mastercard はほぼ確実に使える
- Amex(アメックス)は使えない店が多い
- 個人経営の小さな商店や公衆トイレでは現金のみの場合あり
普段使い用の財布にはメインカード1枚と少額の現金だけ入れておくと安心です。
■ “コペルト(Coperto)”に注意。
チップは基本不要
イタリアのレストランでは、席料として「コペルト(Coperto)」が自動的に加算されることが多いです。
- コペルト:1〜3ユーロが一般的
- パン代込みの場合が多い
- “席に座った時点で発生する料金”
このため、日本のようにチップを足す必要は基本的にありません。
特別にサービスが良かった時だけ、1〜2ユーロ置く人もいる、というレベルです。
■ 持って行った現金は一人あたり50ユーロで十分だった
私は4泊5日の旅行で、一人50ユーロで問題ありませんでした。
理由は、ほぼすべてカードで支払えるため。
現金が必要だった場面:
- ホテルの宿泊税(現金のみの場所がある)
- 公衆トイレ(1〜2ユーロ)
- 個人商店の少額決済(飲み物・小菓子など
大きな買い物・食事はすべてカードでOKでした。
■ ATMを使う場合の注意点
現金が足りなくなった場合は、街中の銀行ATMが安全で手数料も比較的安いです。
- 銀行内のATM → 安全性が高い
- 空港や街角の「Euronet ATM」→ 手数料が非常に高いため避ける
- 必要最小限だけ引き出すのがベスト
クレジットカードの海外キャッシングは、手数料込みでもレートが良いことがあります。
■ スリ対策として、現金は必ず分散して持つ
イタリアは観光客を狙ったスリが多いため、現金を一か所にまとめるのはNG。
実際に使った分散方法:
- メインの財布:10〜20ユーロ(すぐ使う分)
- セキュリティポーチ:予備の30ユーロ+サブのクレジットカード
- カバンの内ポケット:緊急用の5ユーロ紙幣
これだけ分散しておけば、万が一どれかを失っても旅は継続できます。
■ 結論:カード95%・現金5%で十分
イタリア旅行は、
「カードが基本、現金は“念のため”少しだけ」
というスタイルが最も快適でした。
まとめ
- イタリアは“身軽に動く”ほど楽しめる。
荷物を最小限にしたことで、移動も観光もストレスなく快適だった。 - 服は毎日同じで本当に困らない。
ヨーロッパでは同じ服を連続で着るのは普通で、全く不自然ではない。 - リュック旅でも4泊5日は余裕。
必要なものだけに絞れば、想像以上に身軽に動ける。 - 持ち物を厳選するほど旅は快適になる。
“あると便利”を削り、“絶対必要なもの”だけにすると本当に楽。 - お土産の小瓶には要注意。
オリーブオイル、トリュフペースト、ピスタチオクリームなど
魅力的な小瓶のお土産が多く、つい買いがちだけど…意外と重い!
※この記事は観光情報や体験をもとにした一般的な旅行準備の目安をまとめたものです。
✈️イタリア旅行シリーズ
👉ローマ編はこちら
主要な観光地やアペリティーボを楽しんだバーなどを紹介しています。
👉フィレンツェ編はこちら
世界最古の薬局や街歩き、お土産やさんなどを紹介しています。
👉ヴェネチア編はこちら
本島やブラーノ島、ムラーノ島での島めぐりや魚介グルメを紹介しています。
