スイス旅行は物価が高いって本当?
出発前は少し不安もありましたが、実際に行ってみると意外な発見がありました。
外食はたしかに高いけれど、スーパーを上手に使えば節約もできます。
現地の人の暮らしに少し混ざるような買い物も、旅の楽しさのひとつでした。
この記事では、スイスのレストランの外食費やランチの値段相場、スーパーの物価など、実際にかかった費用をまとめて紹介します。
これからスイスを旅する人が、安心して楽しめるきっかけになればうれしいです。
スイスの外食は高い?現地で感じた“リアルな値段感覚”
スイスの外食は “世界トップクラスの高さ” と言われています。
背景には人件費が高いこと、サービス料込みの価格設定が一般的なことなどが理由としてあります。
実際の価格帯は、
- カジュアルなレストランのランチ:20〜30CHF(約3,000〜5,000円)
- ディナー:35〜50CHF(約5,000〜10,000円)
- カフェのサンドイッチ:8〜14CHF
- カプチーノ:4〜6CHF
- ミネラルウォーター(500ml):3〜5CHF
だいたいこのくらいをイメージしておくと、現地で「えっ高!」となる衝撃が少し和らぎます。
私はスイスの物価と円安のダブルパンチにびびりまくっていたので、
日本円に換算した瞬間に「高っ!」となり、なかなか外食する勇気が出ませんでした。
スイスではレストランの外にメニューが掲示されていることが多く、
料理名と価格がしっかり書かれています(税・サービス料込みの表示です)。
まずは外でざっくり価格帯をチェックしてから入るのが安心。
そして、一度「スイスではこれくらいするのが普通だ」と覚悟を決めたら、
あとは細かく日本円に換算しないほうが、スイスでの食事そのものを楽しめて心が楽だと思います。
実際に行ったレストラン
私がスイスで唯一外食したのは、いとこたちと行った動物園のレストランでした。
園内にあるセルフ式のレストランで、叔母が私と妹の分も一緒に払ってくれました。
3人で合計約50フラン(約9,000円)。
スイスでは比較的リーズナブルな部類とのことでしたが、ランチで一人あたり約3,000円ほど。
私がスイスで唯一外食したのは、いとこたちと行った動物園のレストランでした。
園内にあるセルフ式のレストランで、サラダやデザート、飲み物は冷蔵ケースに並んでいて、
メイン料理はカウンターで注文してよそってもらうスタイル。

見張り中のミーアキャット。
パスタやタイ米を使った料理など3種類から選べて、
私はタイ米の料理を頼みました。味はまあまあ美味しかったですが、
パスタを選んだいとこは「ちょっとイマイチだった」と言っていました。
高いなと思いつつも、家族と食べたこのランチはスイスでの温かい思い出になりました。
スイスのスーパー事情
スイスは外食が高いので、スーパーを上手に使うだけで1日の食費を大きく節約できます。
特にスイスで、キッチン付きのアパート(Airbnbなど)やホームステイ、
友人・親戚の家に滞在する方におすすめなのが、
“実際に住んでいるみたいに過ごす日”を作ってみることです。
スーパーで食材を選んだり、家でゆっくりごはんを作ったり。
そんな時間も旅の思い出のひとつになると思います。
スーパーの特徴・CoopとMigrosの違い
Coop(コープ)とMigros(ミグロ)はスイスの2大スーパーで、
- Coop:品揃えが豊富で少し高め
- Migros:日用品や食材が手頃で庶民的
という違いがあります。
叔母も「Migrosのほうが少し安いよ」と言っていて、
その日の目的によって使い分けるのが一般的だそうです。
旅行者も“買いたいものによって使い分ける”のがポイント。
《スイスのスーパーの基本ルール》
- 営業時間が短め(7時頃開店、18〜19時閉店が多い)
- 金曜日のみ21時まで営業している店舗が多い
- 日曜日はほとんどの店舗が休み(空港・主要駅は営業)
- レジ袋は有料(1枚0.2〜0.3CHF程度)
《スイスのスーパーの価格帯の目安》
スイスのエリアや時期によって価格が前後するため、以下はあくまで目安です。
- トマト:1個 0.5〜1CHF(約90〜180円)
- レタス:1玉 1.5〜2.5CHF(約260〜430円)
- ハム:2〜4CHF(約350〜700円)
- スライスチーズ:2〜4CHF(約350〜700円)
- 100%ジュース:2.5〜4CHF(約430〜700円)
- パン(ロールパン / 小さめのバゲット用 1個):0.4〜1.2CHF(約70〜210円)
- 食パン(スライス入り1袋):2〜3.5CHF(約350〜600円)
野菜は意外と高くなく、トマト・レタス・ハム・チーズなどは比較的手頃。
トマトなど個売りの野菜は
袋に入れて計り売りの機械に置き、種類を選ぶとシールが出てくる仕組み。
ドイツ語がまったくわからなくても、なんとかできました。
滞在中は外食する勇気が出ず、ほとんどを叔母の家での自炊か、ご馳走になるかでした。
自分でサンドイッチの材料を買ったときは、
トマト・レタス・チーズ・ハム、そしてオレンジジュースを購入。
パンは叔母の家にあったものを使いました。
トマト・レタス・ハム・チーズ・オレンジジュースで
合計13フラン(約2,200円)。
サンドイッチが何個か作れることを考えたら、外食より断然お得。
チーズは種類が多すぎて、しかも全部ドイツ語表記。
どれを選べばいいかわからず、
“薄切りでサンドイッチに挟みやすそうなもの”を直感で購入。
結果は大正解でした。
支払い方法
スイスのスーパーはほとんどの店舗でクレジットカード・デビットカードが使え、
タッチ決済(Contactless)にも対応しています。
そのため、会計はとても簡単です。
レジはセルフ式と有人レジに分かれていて、
セルフ式ではカード払いのみの場合があるので注意が必要です。
商品表記はドイツ語・フランス語・イタリア語のいずれかですが、
食材はパッケージの見た目でだいたい分かるので心配いりません。
スイスでは外食の1回が日本の“1日分の食費”になることも多いので、
スーパーを賢く使うだけで、旅の満足度と節約効果がどちらも上がります。
物価が高くても工夫して楽しむ
スイスは確かに物価が高い国ですが、
お金をかけるところを決めて、工夫しながら過ごすことで十分に楽しめます。
公園を訪れたり、湖畔を散歩したり。
お金をかけずにスイスを感じられる場所はたくさんあります。
そして、ちょうどイベントが行われている時期に訪れるのもおすすめです。
私が訪れた2月後半〜3月前半には、各地で「ファスナハト(Fasnacht)」というお祭りが開かれていました。
街中は音楽と色にあふれ、地元の人たちでとても賑やか。
👉詳しくはこちら:
\スイスのカーニバル「ファスナハト」の楽しみ方/

大きな仮面とカラフルな紙吹雪が舞い、
子どもから大人まで笑顔で楽しんでいる姿が印象的でした。
スイスでは、こうしたお祭りや自然の景色を通して、
“お金をかけずに楽しむ旅” ができると感じました。
まとめ
📌価格と為替レートについての注意
日本円換算は 1CHF=約180円 で計算していますが、
為替レートにより変動します。
※実際の価格は 旅行時のレートで確認するのがおすすめです。
スイスの旅を満足して終えるために大切なのは、
いくら使ったかではなく、どんな思い出が残ったか。
スイスの自然は本当に豊かで、公園や湖畔で過ごすだけでも静かで癒される時間が流れます。
有名な観光地を巡るだけでなく、自然の中でゆっくり過ごす旅も素敵だと思います。
節約する日と、思いきって外食を楽しむ日を決めて、
メリハリをつけながら旅を楽しむのもおすすめ。
外食は高めですが、スーパーを活用すれば無理のない物価で楽しめる日もつくれます。
節約する日はローカルな買い物や軽食を“体験”として味わうと、旅の満足度はぐっと上がります。
スイスでは、少しの工夫で心に残る時間がたくさん見つかります。
有名な観光地だけでなく、物価とうまく付き合いながら、あなたらしいスイス旅を楽しんでみてください。

🛫スイス旅シリーズはこちら
👉ルツェルン編
ローカルマーケットや絶景穴場公園について紹介しています。
👉ツーク編
カフェや湖畔で静かに散策する過ごし方を紹介してます。
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2週間のスイス旅行に実際に持っていたもの、不要だったものからチェックリストに
まとめています。
