ローマ観光1泊2日|実際に歩いたモデルコースと感想


ローマ観光を1泊2日で楽しむなら、限られた時間をどう使うかが大切ですよね。
実際に歩いたルートをもとに、主要な見どころやおすすめレストランをまとめました。

この記事では、ローマ1泊2日のモデルコースとリアルな感想を紹介します。
短い滞在でもローマの魅力をしっかり味わいたい方の参考になればうれしいです。


初めてのローマを巡った記録を地図でまとめました。

A:Roma Ostienseーローマ市内の駅
B:Tonnarello | Pagliaーランチを食べたレストラン
C:コロッセオ

D:スペイン広場
E:La Strega Nocciola | Piazza di Spagna
ージェラート屋さん
F:Antica Enoteca Ristorante -Wine Bar
ーアペリティーボを楽しんだバー
G:Hotel Hiberia Rome
ー泊まったホテル
H:トレビの泉
I:Bar San Marcello
ー朝食に訪れた地元のバール
J:ローマ・テルミニ駅


コンテンツ 非表示

ローマ到着と入国手続き|カルチャーショックを感じた初日

ローマには、主に2つの国際空港があります。

  • フィウミチーノ空港(FCO):国際線のほとんどが到着するメイン空港
  • チャンピーノ空港(CIA):LCCが中心で小規模

観光でローマに来る場合はほぼFCOを利用することになり、入国手続きの流れも比較的スムーズです。
今回の旅でもこのFCOに到着したので、実際の様子を詳しくレポートします。

▷フライト情報

チューリッヒ空港からローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港へ。

出発地到着地出発時刻到着時刻所要時間
ZRH
(チューリッヒ空港)
FCO
(ローマ空港)
7:208:50約1時間30分

運賃:約2万4000円(2025年2月後半)

▷チューリッヒ空港

チューリッヒ空港(ZRH)は、スイス最大の国際空港で、
市内へのアクセスの良さや清潔で使いやすい設備が特徴です。
乗り継ぎやヨーロッパ方面への接続も良いので、初めてでも迷いにくい空港です。

○チューリッヒ空港までのアクセス
Zuerich Hb(チューリッヒ中央駅)からZuerich Flughafen(チューリッヒ空港駅)までは、電車で10分ほど。スイスで一番大きいチューリッヒ中央駅からこんなに近いのは驚きです。駅から空港内までは直結していて、とてもアクセスが良いです。

空港内の様子
空港は広くて綺麗。お土産屋や軽食が食べられるお店もあります。空港での買い物は割高なことが多いですが、チューリッヒ空港のスーパーや一部のお土産屋は、空港外と値段がほとんど変わらないのでおすすめです。

機内・搭乗前の体験
朝早い便だったため機内は空いていました。小さめの機体で、日本の国内便と似た内装です。
ゲート前で待っている時、イタリア人らしき男性たちが賑やかに話していて、陽気な雰囲気が印象的でした。離陸前からすでにイタリアを感じられて、ワクワクしました。飛行時間は1時間弱で、あっという間にローマに到着しました。

ローマ到着

フィウミチーノ空港(FCO)はイタリア最大の空港で、
日本やヨーロッパ主要都市からの国際線が多く到着します。
到着ロビーは広く、案内表示も多いので、初めての人でも比較的移動しやすい空港です。

着陸後、入国審査はどこかなと空港内を歩いていると「『出口(Exit / Uscita)』と書かれた看板」と矢印が見えました。
矢印の方向に進んで行くと、そのまま外に出られてびっくり!
EU圏内の空路移動は初めてだったので、空港から出る時に入国審査がないことに大きなカルチャーショックを受けました。


ローマ空港から市内への行き方

▷ローマ(フィウミチーノ空港)から市内への主な移動手段

ローマの玄関口 フィウミチーノ空港(FCO) から市内へは、主に3つの交通手段があります。

  • レオナルド・エクスプレス(電車)
     最速でテルミニ駅まで直通。約32分。荷物が多い旅行者にも便利。
  • 地方鉄道(普通列車)
     料金は安めで、途中駅にも停車。オスティエンセ駅などへ行く場合に便利。
  • タクシー(定額)
     市内中心部までは定額 €50(エリア指定あり)。時間帯を問わず使いやすい。
  • シャトルバス
     安く移動したい人向け。所要時間は60〜70分ほど。

▷空港から駅へ

空港の到着ロビーを出ると、「Train」や「Railway Station」という案内表示が続いているので、
その通りに進むと Roma Airport Fiumicino駅(フィウミチーノ空港駅) に到着します。

▷ローマ中心地へ

今回はユーレイルパスを使っていたため、そのまま地方鉄道に乗ってローマ中心部へ向かいました。追加料金がかからないのが便利でした。

Roma Airport Fiumicino(ローマ空港駅)からA:Roma Ostiense(ローマ中心地近くの駅)という駅まではユーレイロパスの範囲内で30分ほどでした。

📍場所はマップ内のA地点をチェック!(タップでマップへ)

A:Roma Ostiense(ローマ中心地近くの駅)はコロッセオまで歩いて30分ほどの距離です。
有名なテルミニ駅もコロッセオまで歩いて、30分ほどの距離なのでユーレイロパスを活用される方にはオススメの駅です。


ローマ観光1日目|街歩きで巡る教会とおすすめランチ

▷ローマ中心部の基本情報

ローマ旧市街は、歴史ある建物や教会が集まる観光の中心エリア。
テルミニ駅周辺から徒歩で回りやすく、コロッセオ・フォロロマーノ・パンテオンなど主要スポットが比較的近い距離にまとまっています。

石畳が多く、車よりも徒歩が便利。
細い路地や小さな広場が続くので、街歩きが好きな人にはぴったりのエリアです。

観光客が多い場所は治安も比較的よいですが、スリがいるため
バッグは前に・チャックは必ず閉めるなどの対策は必要です。

今回は、Roma Ostiense駅から市内へ向かいながら街歩きをスタートしました。
駅周辺はローカル感があり、観光地とはまた違うリアルなローマの雰囲気が味わえます。

▷ローマ市内散策

駅を出て歩いていると、縦列駐車された車が道路の端にずっと続いており
ローマの方はみんな運転のプロのようです笑

▷Magnifico Food Store(食材が充実したローマの人気ショップ)

レストランへ向かう途中で見つけたのが、Magnifico Food Store
イタリア食材がぎっしり並ぶお店で、オリーブオイルやパスタ、お土産向きの食品が揃っています。

ちょっと立ち寄るだけでも楽しくて、ローマらしい食文化を感じられるお店でした。

▷サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂へ

ローマ最古級と言われる教会の一つで、モザイク装飾が非常に美しいことで知られています。
中に入ると、金色のモザイクと重厚感ある天井に圧倒されました。

歩いていると自然に辿り着ける距離にあるのも、ローマ散策の魅力です。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂の天井

ローマで食べたレストランTonnarello | Pagliaのレビュー

今回のランチは Tonnarello | Paglia というレストランに行きました。
トラステヴェレ地区にある人気店で、観光客だけでなく地元の方にも愛されているお店です。

📍場所はこちらマップ内のB地点をチェック!(タップでマップへ)

訪れる前に Google マップの口コミを確認したところ、
レビュー数が非常に多く、評価も高かったためこのお店を選びました。

○実際に食べた感想

注文したのはカルボナーラ。
麺は太めでコシがあり、しっかりした食べ応えがあります。

ただ、使用されているベーコンは脂が多めで、
全体的にかなりヘビー寄りのカルボナーラという印象でした。

お腹が空いていたのでついブルスケッタまで頼んでしまいましたが、
カルボナーラが思った以上に重くて 「頼みすぎた…」 と後から気づきました。

B:Tonnarello | Pagliaで食べたカルボナーラ

ローマ観光の定番スポット|初めてのコロッセオ体験

▷コロッセオ観光のコツ|行き方・当日の混雑・体験談

コロッセオへ向かう道中、真実の口を通りかかるとたくさんの観光客が並んでいたので、チラッと見てそのまま通り過ぎました。
B:Tonnarello | PagliaC:コロッセオ間は徒歩で30分ほど。

📍場所はマップ内のC地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

あいにくの小雨でしたが、それでもコロッセオ前には長い列ができていました。
天気に関係なく観光客が集まる人気スポットだということを改めて実感しました。

入場チケットは当日でも購入できますが、チケット売り場も行列になっていることが多いため、オンラインで事前に購入しておくのが安心です。

特別エリアに入れるチケット(アリーナ観覧席・地下・屋根裏部屋など)は特に人気で、オンラインでも発売と同時に売り切れることがあるほど

「この日に入りたい」という日程が決まっている場合は、
発売直後に予約するくらいの気持ちで準備しておくのがおすすめです。

▷チケットについて

コロッセオはローマでも特に人気の観光地のため、事前にチケットを購入しておくのが基本です。

✔️ 入場の流れ

  1. オンラインチケット購入者の列に並ぶ
  2. スマホで QRコードを提示(紙に印刷したものでもOK)
  3. 荷物検査を通過
  4. それぞれのチケットに応じて、通常エリア or 特別エリアへ進む

私は今回、屋根裏部屋まで行ける24ユーロのチケットを購入しました。
通常チケットは18ユーロ。

※価格は変わる可能性があるので、最新情報は公式サイトで確認してください。

荷物検査の後少し進むと、職員さんがエレベーター手前に立っており、天井に行けるチケットを提示すると、エレベーターで上れます。
屋根裏部屋に上がると販売数に限りがあるため人が少なくて
ゆっくり撮影できる贅沢な空間でした。

コロッセオ屋根裏部屋の通路

ここからさらに進むと、コロッセオの内部全体を見渡せる展望スポットに出ます。
アリーナの円形構造や地下の廊下まで一望できる眺めは圧巻で、
通常チケットの視点とはまったく違うスケール感を味わえました。

ローマの歴史を体で感じるような瞬間で、
構造の美しさや歴史の重みがぐっと伝わってくる特別な体験でした。

屋根裏部屋まで上った人が見える景色

▷フォロ・ロマーノの入口は分かりにくい!迷って入れなかった体験談

フォロ・ロマーノは、古代ローマの政治・宗教・商業の中心として栄えた遺跡群で、
コロッセオと並んでローマ観光では外せないスポットです。
広大な敷地内には神殿跡、凱旋門、元老院議場などが点在しており、歩きながら古代ローマの歴史を体感できます。

コロッセオの入場チケットには、このフォロ・ロマーノ&パラティーノの丘への入場も含まれています。
コロッセオを出て案内看板に沿って歩いていくと、同じ方向へ向かう観光客が多く、そのまま進みました。

しかし案内のまま進んだ先は、実は行き止まりで入口は見当たらず…。
いったん戻り、矢印とは逆方向へしばらく歩くと、ようやく正式な入口を発見しました。
ただ、到着した時にはすでに受付終了時間を過ぎており、この日は入場できず残念な結果に。

フォロ・ロマーノの入場は時間指定制ではなく、コロッセオ入場日の前後3日間のいずれでも入場可能
入口が分かりにくく迷いやすいので、余裕をもった訪問がおすすめです。


スペイン広場とローマのジェラート店|おすすめの味と選び方

▷スペイン広場

スペイン広場は、映画『ローマの休日』で有名になったローマを代表する観光スポット。
正式名称は「Trinità dei Monti(トリニタ・デイ・モンティ教会)」へ続く階段で、
「スペイン階段」 の愛称で親しまれています。

📍場所はマップ内のD地点をチェック!(タップでマップへ)

広場にはブランドショップやカフェが立ち並び、ショッピングエリアとしても人気です。
広場中央にあるバロック様式の「舟の噴水(Fontana della Barcaccia)」も見どころのひとつ。

観光客が多いため階段には警備員がいて、階段に座ると注意されます
(2019年から座る行為が禁止になっています)

階段を上まで登ると、トリニタ・デイ・モンティ教会があり、
ローマの街を見渡せるスポットが広がります。

私が訪れたときは雨上がりで空はどんよりしていましたが、
晴れていればさらに美しい景色が楽しめると思います。

スペイン広場の階段を上がったら見える景色

▷ジェラート
(La Strega Nocciola)

ストロベリー、レモン、ピスタチオ味のジェラート

スペイン広場やトレビの泉の周辺には、歩いてすぐの距離にたくさんのジェラート屋さんが並んでいます。
ローマはジェラート文化が根づいている街で、観光地の周辺にも有名店から観光客向けのチェーンまでさまざまなお店があります。

私は事前に 「美味しいジェラート屋さんの見分け方」 を調べていたので、
近くのお店をいくつか見てまわってから、La Strega Nocciola(ラ・ストレーガ・ノッチョーラ) を選びました。

📍場所はマップ内のE地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

▷美味しいジェラートの選び方

ローマには観光地の周辺だけでも数多くのジェラート屋さんがあります。
その中から“本当に美味しいお店”を見つけるには、次のポイントを知っておくと便利です。

✔ 盛りすぎていないこと

本物のジェラートは、容器から山のように盛り上がっていません。
平らに入っているか、ステンレスの容器にフタがされているのが自然。
ジェラートは溶けやすいので、質を重視するお店ほど控えめな盛り方をしています。

✔ 色が自然であること

色が派手すぎるジェラートは、着色料が入っている可能性があります。
特に観光地では“映える見た目”に寄せたお店も多いので注意。

✔ 色味の例を知っておくと便利

  • レモン → 真っ白
  • ピスタチオ → 茶色がかった淡い緑
  • ミント → ナチュラルな白っぽい緑(鮮やかな緑は注意)

自然な素材の色を知っておくと、本当に良いジェラートを見分けやすいです。

✔ 可愛さより味へのこだわり

カラフルな山盛りジェラートは写真映えしますが、
素材本来の味を大切にしているお店は見た目が控えめなことが多いです。

▷実際に行ったお店:La Strega Nocciola(Piazza di Spagna)

私が選んだ La Strega Nocciola | Piazza di Spagna は、派手な看板や盛りつけがなく、まさに「素材重視」のタイプのお店でした。
外観は少し分かりにくいですが、魔女の帽子のロゴが目印です。

店員さんが味の説明を丁寧にしてくれて、
選んだジェラートは 3.5ユーロ
今まで食べた中で一番と言えるほど美味しくて、
「ローマに来たら必ずまた行きたい」と思ったお店です。

本当は次の日の朝にも行きたかったのですが、朝早い時間は営業しておらず、今回は断念しました。


ローマの夜を楽しむ|本場のアペリティーボ体験

ランチが重すぎて夕食をしっかり食べられそうになかったこともあり、
この日はアペリティーボスタイルで軽く飲むことにして、散策しながらお店を探しました。

たまたま雨足が強まってきたタイミングで、近くにおしゃれなバーを見つけたので入ってみることに。
F:Antica Enoteca Ristorante – Wine Bar という名前のお店です。

📍場所はマップ内のF地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

入店すると、まず最初に「ディナーですか?ドリンクですか?」
と丁寧に確認されました。
店内は落ち着いた照明に、歴史あるインテリアが並び、
ローマらしい雰囲気を感じられるとても素敵な空間でした。

Antica Enoteca Ristorante -Wine Bar また行きたいオシャレなバー

▷アペリティーボって?

イタリアには、夕食前に軽くお酒やおつまみを楽しむ 「アペリティーボ(Aperitivo)」 という文化があります。
仕事終わりのリラックスタイムとして広く親しまれていて、
ワインやスプリッツ系のカクテルと一緒に、チーズやパン、オリーブなどの軽食をつまむのが定番です。

中でも代表的なのが、鮮やかなオレンジ色のカクテル 「アペロールスプリッツ」
白ワインや炭酸水と合わせた、苦味と爽やかさが特徴のイタリアらしい一杯です。

今回の旅行では「本場で絶対に飲みたい」と思っていたので、
アペロールスプリッツとチーズの盛り合わせを注文しました。

さらに、お通しとして数種類のパン・オリーブ・チーズが出てきて、
軽くお腹を満たすには十分すぎるほどのボリューム。
少食の私にはちょうどよい量で、ゆっくり飲みながらローマの夜を楽しめました。

アペロールスプリッツァーとチーズ盛り合わせ

▷アペロールスプリッツって?

アペロールスプリッツ(Aperol Spritz)は、
アペロール(オレンジのリキュール)+スパークリングワイン(プロセッコ)+炭酸水
で作るイタリアの定番カクテルです。

鮮やかなオレンジ色が特徴で、苦味と甘みのバランスが良く、
食前酒として軽く飲むのにぴったり。
イタリアのアペリティーボ文化を象徴する存在で、街中のバーやカフェで必ずといっていいほど見かけます。

実際に飲んでみると、爽やかでとても飲みやすく、
ローマの夜にちょうどいい心地よさでした。

軽食とお酒だけでも十分満足できたので、
次はぜひディナーを食べに訪れたいと思いました。


トレビの泉の早朝観光|人混みを避けて楽しむ方法

トレビの泉(Fontana di Trevi)は、ローマで最も人気のある観光スポットのひとつ。
「泉に背を向けてコインを投げると、ローマに再び戻って来られる」 という言い伝えがあることでも知られています。

ただ、日中や夕方はとにかく人であふれていて、
写真を撮るのもやっと…という混雑ぶり。
私も前日の夕方にスペイン広場へ向かう途中で立ち寄ったのですが、
驚くほどの人混みで近づくことすら難しいほどでした。

そこで次の日の朝、思い切って 8時ごろに早起きして再訪問
朝は観光客がほとんどおらず、
「自分とトレビの泉だけ」 のような贅沢な写真が撮れました。

ローマのトレビの泉をゆっくり楽しみたいなら、
朝8時前後の訪問が一番おすすめです。

静かな朝のトレヴィの泉

地元のバール体験|イタリアらしい朝食を楽しむ

イタリアの朝は、カフェ兼バーとして親しまれる 「バール(Bar)」 から始まります。
地元の人は、出勤前にサッと立ち寄って 甘いパン(コルネット)とエスプレッソ を取るのが定番の朝ごはん。
“行きつけのバール” が決まっている人も多く、まさに地元の人の生活に根づいた文化です。

トレビの泉周辺でも、朝早くから営業しているバールをいくつか見かけました。
その中で I:Bar San Marcello の前を通ったとき、
地元の方たちが仕事前にコーヒーを飲んでいる姿が目に入り、雰囲気に惹かれて入ってみることに。

📍場所はマップ内のI地点☝️をチェック!(タップでマップへ)

店内は活気があり、忙しい朝でもテンポ良く注文をさばくバリスタの姿が印象的。
私は ピスタチオクリーム入りのクロワッサン と カプチーノ を注文しました。

イタリアのバールでは、座って飲むよりも立ち飲み(バンコ)スタイルの方が料金が安いのが一般的。
立ち飲みはイタリアらしい雰囲気も味わえて、気軽に利用できるのでおすすめです。

ローマで飲んだ最高のカプチーノ
I:Bar San Marcelloー朝食に訪れた地元のバール

○味の感想

クロワッサンはかなり甘めでしたが、カプチーノとの相性が抜群。
甘いペストリーとミルク入りのコーヒーを合わせるのは、
イタリアでは定番の朝食スタイルでもあります。

そして何より驚いたのがカプチーノの美味しさ。
ミルクの泡はきめ細かく、エスプレッソは苦すぎず、
後味もすっきりしていて、今まで飲んだ中でも一番だと思いました。

「これを飲みにまたローマに来たい」と思えるほど感動した一杯でした。


ローマ観光1泊2日まとめ|実際にかかった費用

今回のローマ旅では、歴史的な街並みを歩き、美味しい食事やカフェ文化を味わいながら、ローマらしさをたっぷり感じることができました。

移動・宿泊・食費など、1泊2日で実際にかかった費用は以下の通りです。

▷費用

項目費用備考
航空券
(チューリッヒ→ローマ往復)
約24,000円シーズン・航空会社によって変動
宿泊(1泊あたり)約25,000円(2名1室)ホテル名:Hotel Hiberia
食費(1日)約10,000円(60€)朝食+ランチ+ディナー+カフェ
コロッセオ入場料約3,600円(24€)屋根裏部屋・フォロ・ロマーノ込み
交通費0円ユーレイロパスに含まれる
合計約50,000円概算、個人差あり

▷感想

ローマは今回が初めてでしたが、
街の雰囲気やカフェ文化、美しい建築物に触れるたびに
「また来たい」と強く思えるほど魅力的な場所でした。

私の旅の記録が、これからローマを訪れる方の参考になれば嬉しいです。
次に訪れるときは、今回入れなかったフォロ・ロマーノや、
もう一度飲みたいカプチーノのお店にもリベンジしたいと思います。


🛫 イタリア旅シリーズはこちら

👉フィレンツェ編はこちら
世界最古の薬局や街歩き、お土産やさんなどを紹介しています。

👉ヴェネチア編はこちら
本島やブラーノ島、ムラーノ島での島めぐりや魚介グルメを紹介しています。

👉イタリア旅行の持ち物まとめはこちら
リュックだけで4泊5日を快適に過ごした持ち物リストを紹介しています。必要なもの・不要だったものをまとめたので、旅の準備に役立ててください。