白ワインに合う秋の献立3品|アフェクテュス・ロウレイロ


「秋の食卓に合う白ワインがわからない」
「赤ワインは重いけど、白ワインだと物足りない」
そんな方におすすめしたいのが、ポルトガルの白ワイン「アフェクテュス・ロウレイロ」。
この記事では、実際にこのワインに合わせた秋の献立3品と、その組み合わせのポイントを紹介します。


秋らしい料理はなぜ白ワインに合わない?

🍂秋っぽい食材と言えば

  • かぼちゃ、さつまいも、栗、きのこ、柿、りんご、梨
  • 秋鮭やさんまなどの旬の魚
  • 根菜(ごぼう、人参、レンコン)

などがありますね。

具体的な料理例を出してみます。

  • ポタージュやスープ(かぼちゃ、さつまいも)
  • 焼き魚(秋鮭、さんま)
  • 煮物やグラタン(根菜やきのこ)
  • パン・お菓子系:さつまいもや栗を使った料理
  • サラダ:柿やリンゴ、ナッツを添えたもの

💬なぜ秋らしい料理は白ワインに合わないイメージがある?

理由は大きく2つあります👇

① 料理の味が濃く・重めになりやすい

  • 秋は「根菜・きのこ・栗・かぼちゃ」など、甘みやコクが強い食材が多い
  • バターやクリームを使った煮込み・グラタン系も増える
  • こうした味には酸味や軽やかさが控えめな白ワインだと負けてしまうイメージ

② 色味や香りのイメージのギャップ

  • 秋の料理=オレンジ・茶色・濃いめの味 → 赤ワインの方が合いそう
  • 白ワインは「さっぱり・軽やか・爽やか」のイメージが強く、秋の温かい料理に合わなそうと思われがち

💡ポイント

  • 実際には、フレッシュな白ワインでも、秋の軽めの料理にも合う
  • 「秋=赤ワインしか合わない」というイメージは先入観で、白ワインとの組み合わせに新しい発見がある

◎白ワインに合わせる秋の献立のポイント

1️⃣ 味のバランスを軽めにする

  • 秋食材でも「甘みや旨味が強すぎない」ものを選ぶ
    • 例:かぼちゃはポタージュにして少し水分多め&塩味控えめにする
    • 栗やさつまいもは主張が強すぎると白ワインに負けやすい
  • 乳製品やオイルは量を控えめにして、ワインの酸味を活かす

2️⃣ 酸味・ハーブ・柑橘で爽やかさを加える

  • 白ワインの特徴を引き立てる味付けを意識
    • レモン、ライム、りんご酢など酸味で引き締め
    • パセリ、ディル、タイムなどハーブで香りをプラス
  • 例:サーモンのカルパッチョにライムやハーブを添える

3️⃣ 温度・食感の工夫

  • 軽めの白ワインには冷たい料理や常温の前菜が合わせやすい
  • スープは熱すぎず、口当たり軽めにするとワインの香りが活きる
  • 食感も「シャキッと」「フレッシュ感」を残すと相性◎

4️⃣ 秋らしさは色や香りで表現

  • 味が軽めでも、見た目で秋を演出可能
    • オレンジ系:かぼちゃ、にんじん
    • 茶系:きのこ、パン
  • 香りの強いハーブやスパイスで秋っぽいアクセントを加える

🔸まとめ

  • 秋食材 × 白ワイン → 「味は軽めに」「酸味やハーブで爽やかさ」「温度・食感を調整」「見た目・香りで季節感」
  • これを意識すると、秋らしさを残しつつ白ワインとも自然に合う献立にできます

白ワインと実際に作った料理のレシピ

✨アフェクテュス・ロウレイロ

今回合わせたのは、ポルトガル産の白ワイン、アフェクテュス・ロウレイロ。
レモンやトロピカルな香り、瑞々しい酸味で、微発泡のさっぱりした後味。


エノテカオンラインで1.650円で購入できます。


1️⃣サーモンのカルパッチョ

✅材料

  • サーモン
  • 玉ねぎ
  • ドレッシング…粒マスタード・お酢:小さじ1、ハチミツ:小さじ1/2、
    塩・こしょう:適量、オリーブオイル:大さじ2)

✅手順

  1. サーモンに薄く塩をまぶし、20分ほど待つ
  2. オリーブオイル以外のドレッシングの材料を混ぜ、少しずつオリーブオイルを少しづつ加える
  3. 玉ねぎをスライスし、水にさらす
  4. サーモンを水洗いし、水気をキッチンペーパーでよく拭き取り、薄切りにする
  5. サーモン、玉ねぎを盛り付け、ドレッシングをかけたら完成!

💡ポイント

  • サーモンを塩締めすることで、ねっとり、旨味が出てさらに美味しくなります。
  • カルパッチョのドレッシングは鯛やホタテにも合います。

2️⃣カボチャのポタージュ

✅材料

  • カボチャ…1/4個
  • 玉ねぎ…1個
  • バター…10g
  • 小麦粉…小さじ2
  • 牛乳…300ml
  • コンソメキューブ…2個
  • 砂糖…小さじ1
  • 生クリーム、パセリ…飾り用

✅手順

  1. カボチャは2〜3センチ角にカットし、少量の水をかける
  2. 玉ねぎはみじん切りにする
  3. 1と2を一緒にレンジで600Wで5〜6分加熱する
  4. 3を粗めにつぶし、バターと小麦粉も入れて鍋で混ぜる
  5. 牛乳、コンソメ、砂糖を加えて弱火にかける
  6. 5分ほど煮て、器に盛り、飾り付けたら完成!

💡ポイント

  • カボチャ、玉ねぎをミキサーにかけないことで、シャキシャキした食感が残り
    重すぎない、軽めのポタージュになります。
  • ポタージュは冷凍保存もOK。週末にまとめて作っておくと平日が楽になります。

3️⃣手作りフォカッチャ(買ってきたパンを温めるだけでもOK)

✅材料(18cm スクエア型)

  1. 強力粉…200g
  2. 薄力粉…50g
  3. 砂糖…15g
  4. 塩…5g
  5. ドライイースト…4g
  6. オリーブオイル…30g
  7. 水(30〜40度)…150g
  8. 塩、ローズマリー(仕上げ用)…適量

✅手順

  1. ボウルに1、2、3、4、5を加え混ぜる
  2. 6、7を加えて粉気がなくなるまで混ぜる
  3. 電子レンジの発酵機能で、40分ほど発酵させる
  4. 型に生地を入れ、指で数カ所穴をあける
  5. 生地が型になじむまで、常温で30ほど放置する
  6. 8を振りかける
  7. 210度に予熱したオーブンで20分ほど焼く
  8. 型から取り出し、網等の上で冷ます
  9. ある程度冷めて、生地が落ち着いたら外はカリカリ、中はフワフワのフォカッチャが完成!

💡ポイント

  • 焼きたてはもちろん、翌日は軽くトーストしても美味。オリーブオイルを垂らせばワインが進みます。
  • 材料に対してちょうど良い型がなく、分厚くなりすぎたので生地の量を減らして
    再チャレンジしたいです。失敗も経験ですね😅

◎ワインとの相性

フルーティーで瑞々しい アフェクテュス・ロウレイロ と、秋らしい献立3品それぞれの相性。

  • サーモンのカルパッチョ
    サーモンの旨みが、アフェクテュス・ロウレイロの酸味で引き立ちます。
  • カボチャのポタージュ
    かぼちゃの甘みと、ワインのフルーティーさが絶妙にマッチ。
  • 手作りフォカッチャ
    オリーブオイルの香りが、ワインの瑞々しさを際立たせ、全体のバランスを整えます。
  • その他の秋素材とのペアリング
    秋刀魚のマリネやきのこのソテーなどもおすすめ。
    今度試してみたい組み合わせです。

🔸まとめ

今回はフルーティーで瑞々しい 白ワインと秋らしい献立3品(サーモンのカルパッチョ、カボチャのポタージュ、フォカッチャ)の組み合わせを紹介しました。

白ワインと言えば爽やかで夏のイメージが強いですが、秋の味覚と合わせると新しい発見があります。食材の甘みや香りと、白ワインの果実味が優しく調和して、引き立て合う。そんなバランスが秋らしさと、白ワインの楽しみ方です。


少し手間をかけるだけで、食卓の雰囲気がぐっと変わります。ワインの時間をゆっくり楽しんでください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です