フランス・ボルドーの白ワイン「クラレンドル・ブラン 2023」は、
レモンや白桃、白い花のような香りが広がる、爽やかで上品な辛口白ワインです。
私は以前、エノテカで購入したクラレンドル・ブランがとても美味しく印象に残っていました。
今回、カルディで同じクラレンドル・ブランを見つけたので、
「前に飲んだときと味わいは同じなのか?」という興味もあり、改めて試してみることに。
合わせた料理は、マグロのカルパッチョ、生ハムのカプレーゼ、枝豆としらすのアヒージョの3品。
実際に飲んでみると、以前とは少し印象が異なり、
購入場所や保管環境によってワインの表情が変わる面白さを感じられました。
この記事では、クラレンドル・ブランの基本情報、カルディ購入時の味わい、
そして3つの料理との相性をくわしくレビューします。
▷本日のワイン紹介
今日のワインはクラレンドル・ブラン 2023。
爽やかさとミネラル感が心地よい、ボルドーの辛口白ワインです。
今回はこのワインの特徴と、合わせた料理との相性を詳しく紹介します。
▷基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品種 | ソーヴィニヨン・ブラン セミヨン ミュスカデル |
| 産地 | フランス ボルドー |
| 香り | グレープフルーツ、白桃、アカシアの花 |
| 味わい | 豊かな果実味、爽やかな酸味 |

▷香りと味わいの特徴
前回クラレンドル・ブランを飲んだときは、レモンや白桃、白い花のような複雑で華やかな香りが広がり、一口目から感動するほどでした。
今回のボトルは、酸味がやや立っており、以前エノテカで飲んだ時の華やかさとは少し印象が異なりました。
ワインは保管環境やボトル差で味が変わることもあるため、こうした違いが出た可能性があります。
▷このワインを選んだ理由
以前エノテカオンラインでクラレンドル・ブランを購入した際、
香りの華やかさと味わいのバランスに感動して「また飲みたい」と思っていました。
ただ、近くにエノテカの店舗がなく、配送だと届くまでに時間がかかるため、
その日のうちに手に入らないかな?と思って、ダメもとでカルディに立ち寄ってみました。
するとカルディでは、エノテカよりも約500円ほどお手頃な 2,860円(税込) で販売されていました。
(※6月30日時点の価格。店舗や時期によって在庫状況は異なります)
クラレンドル・ブランは、エノテカの実店舗・公式オンライン・楽天のエノテカショップなどでも購入でき、
比較的手に入りやすい白ワインです。
ただし価格は購入場所によって差が出ることもあるので、購入前に在庫や価格をチェックしておくと安心です。
ペアリングした料理

1️⃣マグロのカルパッチョ
○ この料理について
マグロのカルパッチョは、薄くスライスしたマグロにオイルやレモンを合わせたシンプルな前菜で、魚介の旨みをそのまま楽しめる料理です。
白ワインとの相性も良く、特に爽やかな酸味をもつワインと合わせると、味わいがより引き立ちます。
✅材料
・刺身用マグロ
・玉ねぎ…1/4
・ベビーリーフ…少々
〈ドレッシング〉
・オリーブオイル…大さじ2〜3
・粒マスタード…小さじ1
・白ワインビネガー…大さじ1
✅作り方
1:玉ねぎをみじん切りし、ドレッシングの材料全てと混ぜ合わせる
2:マグロをスライスし並べる
3:ベビーリーフを盛り付けて、マグロにドレッシングをかけて完成!
○ 食べてみた感想
玉ねぎの辛みとビネガーの酸味がマグロの旨みとよくなじみ、さっぱりと軽い一皿に仕上がりました。
前菜としてとても食べやすく、暑い時期にもぴったりの味わい。
○ クラレンドル・ブランとの相性
レモンや白桃のような爽やかな香りをもつクラレンドル・ブランは、カルパッチョの軽やかさとよく合います。
酸味がドレッシングのさっぱり感と調和し、ワインのミネラル感がマグロの旨みを引き立ててくれました。
2️⃣生ハムとカプレーゼ
○ この料理について
生ハムとカプレーゼは、フレッシュなトマトとモッツァレラチーズ、そして生ハムを組み合わせた定番の前菜。
シンプルながら旨みと塩気のバランスが良く、白ワインと合わせるとより爽やかに楽しめる一皿です。
✅材料
・生ハム
・ミニトマト
・モッツァレラチーズ
・オリーブオイル
・粗びきブラックペッパー…少々
・塩…少々
✅作り方
1:モッツァレラチーズを食べやすい大きさにちぎり、ミニトマトは半分に切り盛り付ける
2:生ハムを並べ、オリーブオイル、ブラックペッパー、塩をかけて完成!
○ 食べてみた感想
ミニトマトの甘さとモッツァレラのコク、生ハムの塩気がちょうど良いバランスで、とても食べやすい一皿でした。
フレッシュさが際立つので、軽い口当たりの白ワインとよく合います。
○ クラレンドル・ブランとの相性
クラレンドル・ブランの白桃や白い花のような香りが、生ハムの塩味とトマトの甘さに寄り添い、全体の味わいを上品にまとめてくれました。
フレッシュな前菜との相性は間違いなく良く、迷ったらまず試したい組み合わせです。
3️⃣枝豆としらすのアヒージョ➕バゲット
○ この料理について
枝豆としらすのアヒージョは、オリーブオイルで具材を煮るスペイン風の小皿料理。
枝豆の甘さとしらすの旨みがしっかり感じられ、バゲットと合わせて食べると止まらなくなる味わいです。
✅材料
・冷凍枝豆…80g
・釜揚げしらす…40g
・にんにく…1片
・オリーブオイル…大さじ5
・塩…少々
・バゲット
✅作り方
1:枝豆を解凍し、むいておく
2:バゲットをトーストで焼く
3:スキレットにオリーブオイル、潰したにんにくを入れ、弱火にかけ香りを出す
4:枝豆を加えて1分ほど炒める
5:最後にしらすを加え、サッと温める
6:塩で味を整えて、バゲットを添えたら完成!
○ 食べてみた感想
枝豆の甘さとしらすの旨みがしっかり感じられ、オイルを吸ったバゲットがとても美味しい一皿でした。
香りも良く、お酒が進む味わいです。
○ クラレンドル・ブランとの相性
クラレンドル・ブランの酸味とミネラル感が、アヒージョのオイルの濃厚さをすっきり整えてくれます。
特に枝豆の甘さとワインのフレッシュな要素が合わさり、全体がまとまりのある味わいに。
3品の中では、もっともバランスが良いペアリングでした。
▷クラレンドル・ブランとの相性
3品の中では、枝豆としらすのアヒージョ風が最もクラレンドル・ブランとよく合いました。
アヒージョには珍しい組み合わせですが、枝豆としらすの素朴な旨みがワインの爽やかな酸味と調和し、引き立て合うバランスに。
マグロのカルパッチョは、ドレッシングの酸味がワインのミネラル感と相性がよく、さっぱりと楽しめました。
生ハムとカプレーゼは白ワインの定番ペアリングで、安定感のある組み合わせです。
今回の3品はどれもワインの個性を活かせるもので、クラレンドル・ブランの多彩な表情を楽しめました。
👉 クラレンドル・ブランは、温かい料理ともよく合います。
夏野菜と手羽元のオーブン焼きと合わせたレビューはこちら。
まとめ
クラレンドル・ブランは以前飲んで感動したワインで、今回は違う料理とのペアリングを試したくてカルディで購入しました。
エノテカオンラインで購入した時と比べると、香りや味わいの印象が少し異なったのは正直残念でしたが、料理との組み合わせはどれも新鮮で、楽しみの幅が広がりました。
次は再びエノテカオンラインで購入して、
今回作った枝豆としらすのアヒージョ風や、まだ試していないマリネや魚介の料理などとも合わせてみたいと思います。
クラレンドル・ブランは、料理によって表情が変わるので、これからもいろいろな組み合わせを楽しみたいワインです。
※ワインの紹介は二十歳以上の方を対象としています。
お酒は二十歳になってから、ゆっくりとお楽しみください。